女優の松たか子さんが12月2日、東京都内で行われた「映画『アナと雪の女王2』大ヒット記念イベント」に登場。2014年に公開された前作に引き続き、エルサの日本語吹き替え声優を務めている松さんは、「自分が発した声がエルサになれているかどうか、再び戻れているかどうかが、監督のOKをいただくまで不安でしかなかった」と収録前の心境を明かし、「再び同じキャラクターになれるのかなという漠然とした不安があった。とにかく見て聴いて必死に話を追って、エルサの思うところを私も一緒に探っていくということしかできなかった。(再び演じられて)うれしい半面、不安も同じぐらいありました」と神妙な表情で振り返った。
ウナギノボリ
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舞台あいさつには、同じく前作からアナの日本語吹き替え版声優を務めている神田沙也加さんも出席。神田さんは再びアナの声を担当することについて、「自分の中で積み上がってきたアナ像を生き生きと演じられたらいいなというのが自分の目標だった。それは楽しんでやらせていただけたかなという感じはしています」と充実感を口にした。
そんな2人だが、実は公開前に映画を見られていなかったといい、松さんが「先ほど都内の某映画館に一緒に見に行きました」と話すと、神田さんが「待ち合わせして一緒に……」と“姉妹”の仲良しぶりをアピール。すると松さんは「見ていない体(てい)でここに立つのは、ちょっと失礼な気が……」と申し訳なさそうに話すも、会場からは温かい笑いが起きていた。
「アナと雪の女王」は、運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹・アナとエルサを主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描いたファンタジー。日本では2014年3月に公開され、国内での興行収入は約255億円の大ヒットを記録した。続編となる「アナと雪の女王2」は前作から3年後が舞台。エルサが持つ不思議な力の謎に迫る。
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