2019年1月期に放送されたNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」で特撮オタクの主人公を演じ話題となった女優の小芝風花さん(22)が晴れ着姿でインタビューに応じた。昨年は、7月12日から2夜連続で放送された特別ドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」(テレビ朝日系)、12月2日から4夜連続で放送の特別ドラマ「パラレル東京」(NHK)で主演を務めたほか、連続ドラマ「べしゃり暮らし」でヒロインを演じるなど、目覚ましい活躍を見せた。小芝さんに、昨年の活動で得られた経験、今後の目標などについて聞いた。
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小芝さんは、「パラレル東京」でアナウンサー、「べしゃり暮らし」では漫才師など、幅広い役柄に挑戦。昨年の活動には「いろいろな役をやらせていただき、幅が広がりました。今までも役とはしっかり向き合ってきたつもりでしたが、いろいろな意味で真摯(しんし)に作品や役に向き合っていかないといけないなと強く感じた年でした」と振り返る。
さまざまな役を演じたことで「言葉の大切さを改めて感じた」と話し、「漫才師の言葉は人を笑わせるためのものですし、アナウンサーの言葉は人の命に関わるものでもある。本当に言葉の重大さを痛感しました。私のお仕事も、自分で言葉を発信するお仕事なので、怖さと同時に、もっと慎重に言葉を選ばなければいけない、発信しなければいけないと気付くことができました」と気を引き締める。
小芝さんは、昨年1月から、深夜バラエティー番組「オスカル!はなきんリサーチ」(テレビ朝日系、金曜深夜1時20分)のメイン司会も務めている。「バラエティーに苦手意識を持っていたのですが、あの番組だけはホーム(笑い)。スタッフから『頑張って進行しなくていい。楽しんでくれたらいいよ』と言ってくださっているので、甘えてしまっています(笑い)。一緒に出演している岡田結実ちゃん、井本彩花ちゃん、ゲストで来てくれる井森美幸さんにも甘えまくって、好き勝手にやらせていただいています(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに語る。
今後挑戦してみたい役について聞くと「怖い役」と回答。「今までは、“陽”のイメージの明るい役が多かったので、人間の汚い部分やドロドロした部分が出るような“陰”のイメージの猟奇的な役とかに挑戦してみたい」とにっこり。「朝ドラのヒロインや大河への出演など、大きな夢は?」と聞くと「もちろんです! 今、挙げてくださったものは、私にとって大きな目標です」と力強く答え、「そのためには、もっと力を付ける必要があると思うので、いろいろな役に出会い、日々努力をして、日々成長をして、目標に近付けるように頑張りたい」と意気込む。
2020年をどんな年にしたいか、漢字で表現してもらうと「楽しいの『楽』です。お仕事もプライベートも『すごい楽しかった』と思える1年にしたい」と即答し、「ご縁があれば映画に出演したい」と目標も語った。