俳優の山田裕貴さんが3月18日、東京都内で行われた人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の28作目となる劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」(京極尚彦監督、4月24日公開)の公開アフレコに登場。王国ラクガキングダムの防衛大臣を演じる山田さんは、「こんな環境の中でアフレコするなんて緊張したけど、すごい楽しかった」と公開アフレコの感想を話し、「監督といろいろお話させてもらったり、やり直したいところは『もう一回やらせてください』とやらせてもらったりしたので今日含め、すべて出し切りました」と充実感たっぷりの笑顔で収録を振り返った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
この日は、ものまねタレントのりんごちゃん、野原しんのすけも出席。山田さんのアフレコを聞いていたしんちゃんが、「(大臣のせりふの)『だまれ!』って良かった。いい声が出てた」と褒めると、山田さんは「ありがとうございます! 先輩」とちゃめっ気たっぷりに感謝。しんちゃんも「オラ5歳だけど。とんでもない」と切り返し、周囲を笑わせた。
またリンゴ、イチゴ、メロンと一人三役に挑戦するりんごちゃんは、普段ものまねをしていることから、「正直、最初は自信がありました」と明かすも、実際には「緊張しすぎてスタジオに立った瞬間に固まっていました。でも後半は楽しくできました」と初挑戦となったアニメ声優の苦労を語った。
最新作は、地上のラクガキをエネルギーに浮かぶ王国ラクガキングダムが登場。地上でのラクガキが減り、崩壊の危機に直面していた王国は、命運を懸けて無理やり人間にラクガキをさせる「ウキウキカキカキ作戦」を決行。地上が大混乱の中、ミラクルクレヨンを授けられて勇者となったしんのすけが、世界の平和のためにラクガキたちと力を合わせて戦う姿を描く。アニメ「ラブライブ!」「宝石の国」などの京極さんが監督を務め、映画「婚前特急」「そこのみにて光輝く」などの高田亮さんが脚本を担当する。