アンジュルム室田瑞希:笑顔で卒業 無観客「ひなフェス」で感謝伝える

卒業公演を行った「アンジュルム」の室田瑞希さん
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卒業公演を行った「アンジュルム」の室田瑞希さん

 「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)のライブイベント「Hello! Project ひなフェス 2020」の「アンジュルム プレミアム」公演が3月22日、無観客で開催され、アイドルグループ「アンジュルム」の室田瑞希さんが、同公演をもってグループを卒業した。

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 「ひなフェス」は当初、3月20~22日の3日間、東京・明治神宮会館(渋谷区)で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、中止が発表。その後、一部の公演を無観客で実施し、その模様が生中継された。

 「アンジュル プレミアム」公演では、「アンジュルム」「モーニング娘。’20」「Juice=Juice」「こぶしファクトリー」「つばきファクトリー」「BEYOOOOONDS」、ハロプロ研修生が集結し、パフォーマンスを披露した。

 全グループの出演を終え、室田さんがドレス姿で登場し、ファンやメンバーに向けた手紙を読み上げた。室田さんは「まず、卒業コンサートが無観客中継という形になったことを本当に残念に思います。でも、ライブができることに、感謝しています! 中継で見てくださっている方、本当にありがとうございます」と感謝。

 ハロプロ研修生時代、アンジュルムに加入してからの約5年間を振り返り、「面白いメンバーに囲まれていたからこそ、乗り越えられたこともたくさんあります! アンジュルムのコンサートは愛があふれています。それは、ステージを一緒に作ってくださったスタッフの皆さんが、たくさん私たちに愛を注いでくださっていたからだと思います。本当にありがとうございます!」と話した。メンバー一人一人にも思いを伝え、「アンジュルムとして活動してきた約5年間、本当にありがとうございました!」と語った。

 手紙朗読の後は、「君だけじゃないさ…friends」をソロで歌唱。涙で目を潤ませながらも、最後には笑顔を見せた。続けて、他のアンジュルムのメンバーもステージに登場し、「大器晩成」「46億年LOVE」「友よ」を披露。視聴者に向け、パフォーマンスをやり遂げた。

 ライブ後は、ハロプロのメンバーもステージに集結。アンジュルムのリーダー・竹内朱莉さんの提案で全員が手をつないであいさつし、ライブは幕を閉じた。

 室田さんは1998年6月12日生まれ、千葉県出身。ハロプロ研修生を経て、2014年10月4日にアンジュルムに加入。卒業後も芸能活動を継続する。グループでの経験を生かしつつ、新しいジャンルへも挑戦して表現の幅を広げていきたいと語っている。

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