「週刊少年サンデー」(小学館)で熊之股鍵次さんが連載中のマンガが原作のテレビアニメ「魔王城でおやすみ」に声優として松岡禎丞さん、石川界人さんが出演することが4月14日、分かった。松岡さんは魔王城の主で、スヤリス姫をさらった張本人である魔王タソガレ、石川さんは悪魔族の魔物、あくましゅうどうしをそれぞれ演じる。スヤリス姫が気持ちよさそうに眠る姿を描いたティザーPVも公開された。
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「魔王城でおやすみ」は、2016年から同誌で連載中のファンタジーコメディー。魔王城に捕らわれた人間の姫スヤリス姫が安眠を求めて好き放題する姿を描いている。
テレビアニメでは、水瀬いのりさんが、人類統一国家・カイミーン国のスヤリス姫を演じる。2020年放送。
――作品の印象は?
最初にタイトルを見て想像したのは、実はお姫様がめちゃめちゃ強くて、魔王城のモンスターを倒して「おやすみ」って言う作品かなと思ったんですけど。そんなことはなく、はちゃめちゃなコメディーで、原作を部屋で読んだ時、ずっと笑っていました。それぐらい元気になって笑える作品だと思います。
――演じるキャラクターの印象と意気込みをお願いします。
底抜けに見えを張る魔王ですね。ちゃんとしようとすればするほど、空回りしてギャーギャー言っているという(笑い)。あと意外と純情で面白いです。魔王というより、魔王になろうとしているみたいな感じでしょうか……本当に魔王なんですけどね。残念なイケメ……、いや、残念な魔王です。
――作品の印象は?
万年睡眠不足の自分にとって心から共感できる作品だと思いました。睡眠の質とは何か、睡眠のために何ができるのか、それを教えてくれたのは、この作品でした。寝る前に必ず1話は読み返したくなってしまう作品です。
――演じるキャラクターの印象と意気込みをお願いします。
僕が演じる「あくましゅうどうし」は、真面目で物腰が柔らかいキャラクターです。周囲よりほんの少しだけ長く生きていることに思うところがあったり、姫の挙動に一喜一憂したりと可愛らしい面もあります。ちょっとだけなのですが、自分が分からなくなる時もあって見ていて飽きません。そういった魅力を表現できるよう、精いっぱい演じさせていただきます。
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