今週の激推シネマ:「ぐらんぶる」与田祐希が白目むく体当たり演技 「3年目のデビュー」日向坂46初のドキュメンタリー映画

映画「ぐらんぶる」の場面写真(C)井上堅二・吉岡公威/講談社 (C)2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会
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映画「ぐらんぶる」の場面写真(C)井上堅二・吉岡公威/講談社 (C)2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会

 今週公開される映画からMANTANWEB編集部の“激推し”作品を紹介する「今週の激推シネマ」。今回は、8月7日に公開された俳優の竜星涼さんと犬飼貴丈さんがダブル主演を務める映画「ぐらんぶる」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督)と、アイドルグループ「日向坂46」のドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」(竹中優介監督)を“激推し”する。

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 「ぐらんぶる」は、2014年4月からマンガ誌「good!アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名マンガが原作。大学進学を機に海沿いのおじの家に身を寄せることになった主人公の北原伊織(竜星さん)が、スキューバダイビングに青春を懸ける熱い男たちや美しく成長したいとこと出会う……というストーリー。犬飼さんは超イケメンだが、実は真正のアニメオタクという今村耕平を演じる。

 本作では、アイドルグループ「乃木坂46」の与田祐希さんが映画初出演を果たした。普段はクールだけど、スキューバダイビングのこととなると優しくキュートなしぐさを見せる“クーデレ美少女”の古手川千紗役で、全裸になる伊織と耕平のバカ騒ぎを虫ケラを見るような目でさげすんだり、金属バットを振り回したり、男たちを足で踏んだりする。さらに、白目をむくといった演技を見せており、アイドルの与田さんのイメージを覆すような体当たり演技に注目だ。

 「3年目のデビュー」は、日向坂46初のドキュメンタリー映画。人気グループ「欅坂46」の“アンダーグループ”「けやき坂46」として2016年に活動を始め、2019年に改名、日向坂46としてデビューしたこれまでの軌跡を、メンバーに密着した映像で追う。順風満帆ではなかった道のりを乗り越え、デビュー1年目でのレコード大賞、紅白歌合戦に出場するなど、人気グループに成長した過程が分かる。

 8月4日にSHOWROOMで配信された「日向坂46『3年目のデビュー』公開直前!セルフ生プレゼンSP」では、メンバーの加藤史帆さんが、映画にサブタイトルを付けるなら「ドキュメンタリーコメディー~泣き笑~」と紹介。「泣けるし、笑える」映画になっているとアピールし、「私たちの、おひさま(ファンの愛称)も見たことがない素の表情がすごく見える」と話した。日向坂46が掲げる「ハッピーオーラ」の言葉通り、感動を呼ぶ展開だけではなく、彼女たちらしい明るさが伝わる内容になっている。「エンドロール」に使用される楽曲が“意外”で、注目ポイントの一つだ。

 このほかに人気アニメ「ドラえもん」の40作目となる劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(今井一暁監督)、特撮ドラマ「ウルトラマンタイガ」(テレビ東京系)の劇場版「劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス」(市野龍一監督)が8月7日に公開された。

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