銀魂:新作劇場版アニメ「銀魂 THE FINAL」2021年1月8日公開 空知英秋が全面協力 特報で「これがホントに最後!!!」

「銀魂 THE FINAL」のロゴ(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
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「銀魂 THE FINAL」のロゴ(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

 空知英秋さんの人気マンガが原作のアニメ「銀魂」の完全新作となる劇場版のタイトルが「銀魂 THE FINAL」に決定し、2021年1月8日に公開されることが明らかになった。坂田銀時、志村新八、神楽という万事屋の3人が掛け合いをする特報が公開。特報は、銀時の「これがホントに最後!!!」という言葉で締めくくられ、アニメシリーズが「今度こそ本当に終わる」という。空知さんが同作に全面協力することも発表され、「銀魂」の劇場版アニメでは初となる描き下ろしビジュアルが8月20日に公開される。

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 「銀魂」のアニメシリーズの制作を手掛けてきたバンダイナムコピクチャーズの樋口弘光事業部長は「ついにタイトルと公開日が発表されてしまった! これまで同様にもう何を言ってもオオカミ少年なんですけど(笑い)、最後のアニメ銀魂に向けて空知(英秋)先生も巻き込んだバカ騒ぎをしたいと思っています。空知先生、引き続きご協力の程よろしくお願いします!(締め切り厳守で)」とコメントを寄せた。

 テレビアニメ第3期から監督を務め、本作では監督、脚本を務める宮脇千鶴さんは「今回の劇場版は多分いろいろな意味でスゴイことになるんじゃないかなと思います。楽しみにしてくださってる皆様に最大級に楽しんでいただけるよう、全て出し切る気持ちでスタッフ一同、日夜奮闘中です。どこがどんなふうにスゴイことになっているかはぜひ劇場で確かめていただきたいのですが、その頃には安心してお届けできる世界になっていますように。……つかこないだやっとコンテ全部終わった状態なのでまだうまいことなんも言えねー(ガクブル)」と、すでに切迫している様子の制作状況と共にファンへメッセージを送った。

 劇場版アニメ「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」の監督を務め、新作を監修する藤田陽一さんも「過去さかのぼりアニメ銀魂を一度でも面白いと思ったことがある方には納得してもらえる映画になってると思います。大人も子供もオネーサンも」とコメントしている。

 「銀魂」は、天人(あまんと)と呼ばれる異星人に占領された江戸時代を舞台に、何でも屋を営む侍・坂田銀時らが難題を解決する姿を描いたSF時代劇コメディー。マンガは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2003年12月に連載がスタートした。コミックスの累計発行部数は5500万部以上。テレビアニメ化されたほか、小栗旬さん主演の実写映画もヒットした。

 マンガが「週刊少年ジャンプ」、「ジャンプ GIGA」(集英社)で最終回を迎えられなかったことも話題になった。その後、「銀魂公式アプリ」で“最終回の向こう側(続き)”を配信。2019年6月20日に最終訓に当たる3回目の配信「第七百四訓 天然パーマにロクな奴はいない」が配信され、“三度目の正直”でついに完結となった。

 テレビアニメ第1期が2006~10年、第2期が2011~13年、第3期が2015~16年、第4期が2017~18年に放送された。2010年に劇場版アニメ「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年に「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が公開。今回の新作アニメは劇場版第3作目となる。

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