俳優の堺雅人さん主演の連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、日曜午後9時)の第8話が9月13日に放送された。同話では、山田純大さん演じる、「データが全て」が持論で常にタブレット型パソコンを持ち歩いている東京中央銀行の福山啓次郎が半沢(堺さん)の窮地を救うシーンがあり、SNSでは「タブレット福山が救世主!」「思わぬ助け船」「超ナイスー!」といった声が多数上がり、盛り上がった。
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ドラマは、池井戸潤さんの小説「半沢直樹」シリーズが原作。2013年7月期に放送された前作は「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」を映像化した。約7年ぶりの続編は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。
第8話では、帝国航空の再建を目指す半沢は、「タスクフォース」の再建草案を見て、赤字路線の「羽田・伊勢志摩路線」が撤退リストから外されていることに気付く。そして、伊勢志摩が政治基盤の箕部幹事長(柄本明さん)が、全てのカギを握っているとにらむ。同じ頃、大和田(香川照之さん)は、債権放棄の受け入れの提案に失敗した紀本常務(段田安則さん)を追い落とそうとしていた。
そんな中、金融庁の黒崎(片岡愛之助さん)から、箕部幹事長と旧東京第一銀行のつながりを聞いた半沢は、旧東京第一銀行が箕部幹事長に無担保で20億円の融資を行っていたと知る。その後、半沢が20億円の融資の件を調べていると知った紀本常務は、慌てて半沢のところに向かい、その資料を奪おうとする。しかし、福山の機転で半沢は資料を奪われずに済む……という展開だった。
前シリーズでは伊勢島ホテルへの融資回収の一件で半沢に敗北した福山が、続編に再登場し半沢の窮地を救うという展開に、視聴者からは「胸アツ展開!」「今回は味方か!」「福山のおかげで神回避!」といった声も上がっていた。
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