人気グループ「A.B.C-Z」の塚田僚一さんが、2021年1月に上演される舞台「『Mogut』~ハリネズミホテルへようこそ~」で主演を務めることが10月31日、分かった。塚田さんが舞台に単独で主演するのは約4年ぶり。ハリネズミたちが集まる「ハリネズミホテル」に泊まり込もうとするモグラのラ・モグーを演じる。
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物語は、かつて「ミュチュランガイド」で五つ星に輝いたハリネズミ専用のホテルが舞台。モグラのモグーは「ここのホテルの料理が食べたい」と、ハリネズミになりすまして何とかホテルへ泊まり込むも、大騒ぎになってしまい……と展開する。原作はミュージカル「恋する ヴァンパイア」「HARUTO」などを手がけた鈴木舞さんが担当。上演台本、演出をロックオペラ「R&J」、音楽朗読劇「日本文学の旅」などの鈴木勝秀さん、音楽を舞台「地球ゴージャス・星の大地に降る涙」などの大嶋吾郎さんが務める。
ハリネズミのシェフを細見大輔さん、ホテル支配人を辰巳琢郎さんが演じるほか、菅原りこさんがモグーが会いたかった師匠、ラ・モグー2世、ホテル従業員、モグラのホテル客の4役を演じる。
2021年1月15~17日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪府大阪市)、同21~31日に品川プリンスホテル ステラボール(東京都品川区)で上演。
舞台のお話を聞いた際は、「約4年ぶりに個人で舞台ができるんだ!」と高揚したのと同時に「メンバーの戸塚祥太や橋本良亮の間違いでないか?」と聞き返すほど信じられない気持ちでした。今回の作品は、アウェーの場所に飛び込んで自分自身を魅(み)せていくスタイルの物語なので、今まで経験したことや学んだことを出し切っても、表現方法が難しい役どころだと感じています。
今年は、コロナ禍での舞台を経験し、改めて、ファンの皆様が見に来てくださるありがたさや喜びを感じました。2021年はどのように始まるかは未知数ですが、久々の主演舞台を今まで溜(た)めてきたパワーを全てぶつけて、全公演を無事に務め上げたいです。