吉沢亮：将棋ソフト開発者を熱演　若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみかも　「AWAKE」キャラクター特別映像

　俳優の吉沢亮さんの主演映画「AWAKE」（山田篤宏監督、12月25日公開）のキャラクター特別映像が12月24日、公開された。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　映画は、2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピューターの対局に着想を得て、山田監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢を諦めた主人公がさえない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出合ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見いだし、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語。

　今回公開された映像は、吉沢さん演じる主人公の最強将棋ソフト「AWAKE」開発者・清田英一、若葉竜也さん演じるライバルの若手天才棋士・浅川陸、落合モトキさん演じる英一にプログラミングを教える大学の人工知能研究会の先輩・磯野達也、寛一郎さん演じる「電王戦」を取材する新聞記者の中島透、馬場ふみかさん演じる磯野の妹で英一を陰ながら応援する磯野栞を紹介する内容となっている。

　◆「AWAKE」あらすじ

　学生の英一（吉沢さん）は、かつて奨励会で棋士を目指していた。同世代で圧倒的な強さと才能を誇る陸（若葉さん）に敗れた英一は、プロの道を諦め、普通の学生に戻るべく大学に入学する。そんなある日、ふとしたことでコンピューター将棋に出合う。独創的かつ強い、理想とする将棋を繰り出すもととなるプログラミングに心を奪われた英一は、早速人工知能研究会の扉をたたき、変わり者の先輩・磯野（落合さん）の手ほどきを受けることになる。自分の手で生んだソフトを強くしたいと、将棋以外の新たな目標を初めて見つけ、プログラム開発にのめり込む英一。数年後、自ら生み出したプログラムを「AWAKE」と名付け、コンピューター将棋の大会で優勝した英一は、棋士との対局である電王戦の出場を依頼される。返答にためらう英一だったが、相手がかつてのライバル、若手棋士として活躍する陸と知り……。