長瀬智也:宮藤官九郎と初タッグから20年「感慨深い気持ち」 ドラマ「俺の家の話」役作りで13キロ増

連続ドラマ「俺の家の話」の会見に出席した人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さん(前列中央)と脚本家の宮藤官九郎さん(後列右)(C)TBS
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連続ドラマ「俺の家の話」の会見に出席した人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さん(前列中央)と脚本家の宮藤官九郎さん(後列右)(C)TBS

 1月22日からスタートする、人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さん主演の連続ドラマ「俺の家の話」(TBS系、金曜午後10時)の会見が18日、リモートで行われ、長瀬さん、脚本を手がけた宮藤官九郎さんらが出席。長瀬さんと宮藤さんが初めてタッグを組んだ2000年のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(同局系)から、およそ20年ということで、長瀬さんは「お互い年もとって、シンプルなせりふでも、若かったときには表現できなかったニュアンスといいますか。そういうものを自分自身、感じたりすることもあったので、すごく感慨深い気持ち」としみじみと話していた。

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 長瀬さんと宮藤さんのタッグは、「池袋ウエストゲートパーク」、2005年4月期の「タイガー&ドラゴン」、2010年7月期の「うぬぼれ刑事」(全てTBS系)に続き、11年ぶり4回目。令和初タッグとなる今回は「濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ」となる。現役プロレスラーの観山寿一(長瀬さん)と謎の女性介護ヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香さん)が、能楽の人間国宝で主人公の父・観山寿三郎(みやま・じゅさぶろう、西田敏行さん)の介護と遺産相続をめぐって激しいバトルのゴングを鳴らす……という展開。

 ドラマのポスタービジュアルでは、長髪姿でチャンピオンベルトを巻き、ファイティングポーズをとる長瀬さんの姿が写し出されている。役作りのため、肉体改造をしたという長瀬さんは、「(体重は)12~13キロぐらい増やした」と明かし、「夏ぐらいからちょこちょこと動き始めて、本格的に……という感じだったんですけどね。(期間は)3カ月くらいとかかな?」と話した。

 「能」と「プロレス」という点については、「今までもいろいろな役をやらせていただく中で、いろいろな二面性を自分なりに演じさせてもらった。今回は能とプロレスで、今までの二面性とはまた違う形の描き方になるんじゃないかなと思っていたら、やってみたらその通りで……」と告白。「今までに味わったことのないような感覚や気持ちになって」と明かしていた。

 「池袋ウエストゲートパーク」などを、年末年始に改めて見たという宮藤さんは、「すごく懐かしかった」と感想を語り、「若いときのテンポだったり、せりふのキレだったり。そこをいつまでも意識していてもしょうがないかなと思って。今だから、しかも親の介護をする話なので、やっぱりタッチも全然変わってくる」と説明。

 「今、(長瀬さんと)二人でやるならこういう感じかな?って。そんなに早口じゃないし、そんなに大きい声も出さないし。まあ大きい声は出しているんですけど(笑い)、やっぱり同じではないな」と変化を語っていた。

 最後に、長瀬さんは、視聴者に向けて「こんなご時世ですけれど、おうちにいらっしゃる時間のお供になればいいなと思って、日々撮影しています。きっとまた新しい形のホームコメディードラマが生まれると思っています。ぜひ楽しみに毎週見ていただけたら」と呼びかけた。この日の会見には、戸田さん、永山絢斗さん、江口のりこさん、桐谷健太さん、西田さんも出席した。

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