ゴジラ S.P <シンギュラポイント>:新作テレビアニメのゴジラ デザイン画公開 初代のデザインモチーフを念頭に新しく

「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」に登場するゴジラのデザイン画(C)2020 TOHO CO., LTD.
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「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」に登場するゴジラのデザイン画(C)2020 TOHO CO., LTD.

 怪獣映画「ゴジラ」の完全新作のテレビアニメシリーズ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」に登場するゴジラのデザイン画が2月12日、公開された。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」など多くのスタジオジブリ作品に参加してきたアニメーターの山森英司さんがデザインを手がけ、「リトルウィッチアカデミア」「キルラキル」などの美術監督を務めた金子雄司さんが着彩した。

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 山森さんはデザインについて「CGということで、着ぐるみでは不可能な骨格にし、生物学的にも変じゃない巨大な生き物を意識しています。その上で原点回帰してモチーフからの再デザインだったり、歴代東宝怪獣をオマージュして取り入れたりしました」とコメント。

 こだわりを「何より初代のデザインモチーフを念頭に置き、絶対に人類と意思疎通などできない、畏怖(いふ)すべき生き物としての威厳を持たせることです。初期の昭和ゴジラのイメージを統合し、それでいて新しい初めて見る姿を目指しました」と話している。

 「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」は、女性研究者の神野銘、男性技術者の有川ユンが人類に訪れる未曽有の脅威に対して、周囲の人間たちと共に挑む。「ゴジラ」は、海外制作のテレビアニメシリーズや日本制作の劇場版アニメはあったが、日本制作のテレビアニメシリーズは初めて。「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」などの高橋敦史さんが監督を務め、芥川賞作家の円城塔さんがシリーズ構成、脚本を担当。手描きアニメとCGのハイブリッドとなり、「僕のヒーローアカデミア」などのボンズ、「宝石の国」などのオレンジが制作する。

 宮本侑芽さんが神野銘、石毛翔弥さんが有川ユンをそれぞれ演じるほか、声優として久野美咲さん、釘宮理恵さん、木内太郎さん、高木渉さんらが出演する。4月からTOKYO MXほかで放送。Netflixでも全世界に配信される。

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