エデン:「カウボーイビバップ」川元利浩描く魅力的なキャラクター 入江泰浩監督「見た人が一瞬で記憶する」

「エデン」の一場面
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「エデン」の一場面

 アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」で知られる入江泰浩さんが監督を務めるオリジナルアニメ「エデン」が、5月27日からNetflixで配信される。同作は、「カウボーイビバップ」「ノラガミ」などの川元利浩さんがキャラクターデザインを担当することも話題となっており、入江監督は「川元さんのキャラクターデザインは、作品世界の方向性を強固にアピールする力を持ったものであり、最終的に完成したデザインは見た人が一瞬で記憶するに違いない魅力的なビジュアルとなりました」とコメントを寄せている。

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 「エデン」は、ロボットだけが暮らす世界・エデンが舞台のSFファンタジー。人間が悪とされる世界で、農業用ロボットとして暮らしていたE92とA37はサラという名の人間の赤ちゃんが入ったカプセルを偶然発見し、ひそかに育てる……というストーリー。高野麻里佳さんが主人公・サラ、山寺宏一さんが指導者ロボットのゼロを演じるほか、伊藤健太郎さん、氷上恭子さんらが声優として出演する。

 川元さんと入江監督は、これまで「カウボーイビバップ」「KURAU Phantom Memory」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」で仕事を共にしており、20年以上の付き合いがあるからこそ、入江監督は川元さんに絶大な信頼を寄せているという。入江監督は、川元さんが描いた主人公の少女・サラとロボットのゼロのデザインにほれ込んでおり、スケッチ段階のアイデアも「作品のイメージに合ったデザインばかりで選ぶことが大変だった」と明かしている。

 入江さんがキャラクターデザインを絶賛するサラは、2体のロボットに愛されひそかに育てられた好奇心旺盛な少女、ゼロは、ロボットだけの世界・エデンを統括し、人間を悪と見なす指導者ロボットだ。サラとゼロが対峙(たいじ)した先にどんな結末が待ち受けるのか、注目したい。

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