宇宙戦艦ヤマト2205:「前章 -TAKE OFF-」10月8日上映 「新たなる旅立ち」以後の要素を一挙結集 次世代クルー、銀河レベルでの星間戦

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「前章 -TAKE OFF-」のティザーポスタービジュアル(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2205 製作委員会
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「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「前章 -TAKE OFF-」のティザーポスタービジュアル(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2205 製作委員会

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの最新作「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「前章 -TAKE OFF-」が10月8日に上映されることが分かった。キャッチコピーは「それでも『生きろ』と? 不安と哀(かな)しみの時代に、いま再びヤマトが飛ぶ。想像を絶する新たな宇宙へ」で、1979 年に高視聴率を獲得したテレビスペシャル「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」以後の要素を一挙に結集。「ヤマトの次世代クルー」「銀河レベルでの星間戦争」を核として、徹底的な再構築に挑むという。安田賢司さんが監督を務め、福井晴敏さんがシリーズ構成、脚本を担当。サテライトが制作する。全2章。

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 「2205」の舞台は、白色彗星帝国との戦いから3年後で、滅びに瀕したガミラス民族を救うべく、新たな母星の探索を続けていたデスラー総統は、天の川銀河の一画に条件に見合う星を見つける。そこは、強大な星間国家の領域内で、銀河で勃発した領土紛争は、ガミラスと安全保障条約を結ぶ地球を否応なく巻き込む。地球に軍事的・経済的優位性をもたらしてくれた時間断層という魔法は、自分たちの命と引き替えに消滅してしまう。自責の念に駆られながらも、ヤマト新艦長となった古代進は、有事に備えて新クルーらと共に訓練航海に旅立つことになる。

 物語の鍵を握る新キャラクターとして土門竜介が登場し、畠中佑さんが声優を務める。新キャストとして徳川太助役の岡本信彦さん、京塚みやこ役の村中知さん、坂東平次役の羽多野渉さん、坂本茂役の伊東健人さんも出演する。宇宙戦艦ヤマト、補給母艦アスカ、戦闘空母ヒュウガ、デウスーラIII世のデザインも公開された。

 土門竜介役の畠中さんは「歴史ある作品『宇宙戦艦ヤマト』に関われること、本当にうれしく思います。土門竜介は、とある過去のつらい出来事を抱えながら、ヤマトを、そして古代進を自分の目で見極めるためにこの船に乗り込みます。彼は不器用で、気持ちも揺れやすいですが、真っすぐな心を持った青年だと思います。演じていて、とても考えさせられる人物です。新人乗組員らしく、心を揺らしながら、体当たりで演じていけたらと思います。これからどうぞ、よろしくお願いします!!」と話している。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送。「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。「2199」「2202」の総集編「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」が6月11日から上映されている。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作:西崎義展▽製作総指揮・著作総監修:西崎彰司▽監督:安田賢司▽シリーズ構成・脚本:福井晴敏▽脚本:岡秀樹▽キャラクターデザイン:結城信輝▽メカニカルデザイン:玉盛順一朗、石津泰志、明貴美加▽音楽:宮川彬良▽音響監督:吉田知弘▽CGディレクター:後藤浩幸▽アニメーション制作:サテライト▽配給:松竹ODS事業室

 ◇キャスト(敬称略)

 古代進:小野大輔▽森雪:桑島法子▽真田志郎:大塚芳忠▽アベルト・デスラー:山寺宏一▽スターシャ:井上喜久子▽土門竜介:畠中祐▽徳川太助:岡本信彦▽京塚みや子: 村中知▽坂東平次:羽多野渉▽坂本茂:伊東健人

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