桃月なしこ:「見えちゃった?」自宅での“恐怖体験”明かす 寺本莉緒、工藤遥と共通点は「サバサバ体育会系」

ドラマ「ようこそ東映殺影所へ」に出演中の寺本莉緒さん、桃月なしこさん、工藤遥さん
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ドラマ「ようこそ東映殺影所へ」に出演中の寺本莉緒さん、桃月なしこさん、工藤遥さん

 モデルや女優として活躍する桃月なしこさんが主演する、東映の映像配信レーベル「Xstream46」のドラマようこそ東映殺影所へ」が配信中。「魔進戦隊キラメイジャー」(2020~21年)の敵幹部・ヨドンナ役で話題になった桃月さんが、東映東京撮影所(東京・練馬区)を舞台としたミステリーホラーに挑む今作。「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2018~19年)でルパンイエローを演じた工藤遥さん、舞台やドラマで活躍中の女優の寺本莉緒さんも出演する。初共演の3人に話を聞くと、全員が「サバサバ体育会系」で、すぐに打ち解けられたという。また、桃月さんが過去に「見えちゃった」という自宅での“恐怖体験”を明かした。

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 ◇「戻って来られてうれしい!」 “女の子っぽくない3人”?

 ドラマは、“東映東京撮影所ならでは”のギミックを生かしたミステリーホラー。東映作品のファンおなじみの場所やキャラクターたちが登場する。

 売れないアイドルグループ「ウィッシュ」のサキ(桃月さん)、カホ(寺本さん)、メイ(工藤さん)の3人に、大ヒットジャパニーズホラー映画「ユガミ」のヤマモト監督(田中要次さん)から、「ユガミ」の続編の出演オファーが届く。その撮影場所は、数々の有名映画やドラマを制作してきた東映撮影所。3人はヒーローや怪人の撮影現場、豪華なロケ弁当に大興奮しながら、このチャンスを絶対ものにすると決意するが、東映撮影所には、これまで隠されてきた秘密があった……というストーリー。富田健太郎さん、川村海乃さん、若林元太さん、未梨一花さん、雪月彩瑛さん、嶋田久作さんも出演した。

 --今作への出演が決まったときの心境は。

 桃月さん:今作のお話をいただいたのが、「キラメイジャー」の何カ月か後だったので、また東映の作品に戻ってこれるんだ!ってすごくうれしかったです。あと、昔からホラー作品に出演したかったので、ホラーっていうこともすごくうれしかったです!

 工藤さん:(東映撮影所は)「ルパパト」のときに1年間ほど通わせていただいた場所だったので、戻って来られたということが一番うれしかったですし、ホラー作品だけど、幽霊ものではないっていうところにワクワクしました。

 --寺本さんは、初めての東映撮影所での撮影はいかがでしたか。

 寺本さん:広いな~って思いました! ホラーなので撮影の雰囲気も暗い感じなのかと思ったのですが、カメラの前以外では、和気あいあいとしていて、(3人で)よくしゃべっていました。

 --みなさん初共演ですが、役どころは、長年苦楽をともにするアイドルグループでした。その点はいかがでしたか。

 桃月さん:本読みのときはみんな(人見知りで)ちょっと壁があって。どうしよう~って不安だったのですが、クランクインした後は、すぐに結構、話をするようになりました。なので、(役として)昔から一緒にいた雰囲気や、仲の良い感じを出すことに苦労はしなかったかな。

 工藤さん:結構みんな体育会系のサバサバな感じなので、やりやすかったです。

 寺本さん:ある意味、女の子っぽくない3人でしたよね。

 桃月さん:そう! (3人とも)女々しさがあんまりないんです。

 ◇なしこ、グアムで金縛り 「ベッドの隣に入ってこられて…」

 --実際に“恐怖体験”をしたことは……?

 桃月さん:あります……。

 寺本さん&工藤さん:(撮影現場で)言っていましたよね!

 桃月さん:こういう話を現場でしていました(笑い)。まだ愛知に住んでいたときの話なのですが、オートロックの寮に住んでいたので、関係者以外入って来られないからいいやって、自分の部屋は鍵を閉めていなかったんです。それで(ある日)ベッドに横になっていたとき、誰か部屋に入ってきた感じがしたんです! 「めっちゃ怖い」と思って目をつむっていたら、近くで男性の興奮している感じの息づかいが聞こえてきて……。「襲われる!」ってパッと目を開けたら、何もなかったんです。いわゆる金縛りだと思うのですが……。その後、グアムでもまたあって、人生で2度こんな不思議体験をしています。グアムのときは、ベッドの隣に入ってこられて、顔を触られました(笑い)。

 工藤さん:私はそんな体験はないですね~(笑い)。

 寺本さん:私も(笑い)。

 桃月さん:あと、小さいときに家で幽霊を見ました! 階段で白い服を着た長い黒髪の(知らない)女性が立っていらっしゃいました。

 --霊感がある?

 桃月さん:それはないです! 普段は何も見えませんもん。

 工藤さん:でも、(小さい頃は)ちゃんと見えていたってことですよね?

 桃月さん:うん(笑い)。でも、そこからは幽霊は見えていないので、多分、小さい頃の(不思議な)やつだと思う。

 工藤さん:素質はあるのかもね。

 桃月さん:ちょっとやだな……。

 工藤さん:今回幽霊ものじゃなくて良かったですね(笑い)。

 --最後に、見どころをお願いします。

 桃月さん:ホラーなので結構グロテスクな描写もあるのですが、46分の作品なので、ホラーが苦手な方も見やすい作品にはなっていると思います。ホラー好きな人も、たくさんの方に見ていただけたらと思います。

 寺本さん:3人の友情など、ヒューマンドラマ的な部分もあるので、見ていただけたらうれしいです。

 工藤さん:最近のホラー作品とは一味違うような、古き良きホラーの面白い部分がたくさん詰まっているので、楽しんでいただけたらと思います!


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