クラユカバ:“全編”制作 塚原重義監督「プレッシャーがすごい」 公開時期は?

「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍 ~塚原重義作品 特別上映会~」の舞台あいさつに登場した塚原重義監督(左)と神田伯山さん
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「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍 ~塚原重義作品 特別上映会~」の舞台あいさつに登場した塚原重義監督(左)と神田伯山さん

 アニメ「端ノ向フ」やバンド「SEKAI NO OWARI」のライブ演出アニメなどを手がけてきた塚原重義監督の作品の上映会「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍 ~塚原重義作品 特別上映会~」の舞台あいさつが8月21日、シネ・リーブル池袋(東京都豊島区)で開催され、塚原監督、講談師の神田伯山さんが登場した。同上映会で序章が上映されている「クラユカバ」の“全編”が制作されることが発表され、塚原監督は「プレッシャーがすごいですね」とコメント。公開時期について明言は避けたが「スケジュールは決まっている。声の収録も来年中にあるんじゃないですか? パリ五輪の頃には既に公開されていて、次の作品に……」と話した。

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 「クラユカバ」で主人公・荘太郎の声優を務める伯山さんは“全編”について「僕がやっていいんですか? (序章の)15分を録(と)るのに3時間くらいかかった。3日くらいかかりそう……」と少し不安そうな様子で「塚原監督とお仕事をするのがうれしいです。よろしくお願いいたします」と語った。

 「クラユカバ」は、奈落の闇の奥底で、主人公・荘太郎が集団失踪の謎を追う。声優として黒沢ともよさん、芹澤優さん、坂本頼光さんらが出演する。2018年にクラウドファンディングを実施し、「クラユカバ パイロットフィルム」を制作。2020年に第2回クラウドファンディングを実施し、約1570万円の支援を受け、長編アニメを制作することになった。上映会は8月26日まで。

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