河瀬直美監督の映画「朝が来る」に出演した女優の蒔田彩珠さんが、10月8日に韓国・釜山で開催された「第15回アジア・フィルム・アワード(AFA)」で、助演女優賞を受賞した。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
選出を受けて蒔田さんは「この度は、すてきな賞をありがとうございます。まさか自分が受賞できるとは思っていなかったのでとても幸せです。発表の瞬間に立ち会ったのが初めてだったので、ドキドキソワソワしました。自分が誠心誠意取り組んだ作品が、たくさんの国の方に見ていただけていることが、とてもうれしいです。いつかオンラインではなく、実際に釜山に行けたらいいなと思います。ありがとうございました」とコメントしている。
蒔田さんは2002年8月7日生まれ、神奈川県出身の19歳。放送中の「おかえりモネ」(NHK総合)では、清原果耶さん扮(ふん)するヒロイン・百音の妹・未知を演じ、「みーちゃん」の愛称で親しまれている。
「朝が来る」は直木賞作家の辻村深月さんの同名小説が原作のヒューマンドラマ。実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を中心に家族の絆と葛藤を描いた。蒔田さんは今作で、出産直後に不妊の夫婦にわが子を差し出した少女・片倉ひかりを演じ、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第94回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞などに輝いた。
AFAは2007年に始まったアジアの映画作品を対象にした映画賞で、アジアの“アカデミー賞”ともいわれている。第15回の本年は、昨年に続き、釜山国際映画祭とともに開催されている。
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、ガー…
故・坂本龍一さんが指揮をとった2014年のフルオーケストラ公演「Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014」の模様が映画化され、2…
俳優の今田美桜さんが11月19日、東京都内で行われた映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつに、他のメインキャストと共に出席。美…
映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつが11月19日に東京都内で行われ、主演の米倉涼子さんらメインキャストが登壇。冒頭のあいさ…
11月18日に発表された15~17日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、フジテレビの大ヒットドラマ「踊る大捜査線」(1997年放送開始)から始まった「踊る」シリー…