あのクズを殴ってやりたいんだ
第6話 走り出したクズと恋
11月12日(火)放送分
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母(上白石さん)、母(深津さん)、娘(川栄さん)の3世代親子を描く。ここでは上白石さん演じる初代ヒロイン・橘安子を紹介する。
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橘安子は、1925年3月22日、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で生まれる。御菓子司「たちばな」の看板娘で、あんことおしゃれが大好きなごく普通の女の子。ラジオ講座をきっかけに英語を学び始める。
安子役の上白石さんは初の朝ドラ。オーディションで3061人の中から選ばれた。
初代ヒロインとして「深津絵里さん、川栄李奈さんへと続くリレーの第1走者として、しっかりバトンをおつなぎできますよう、そして皆様の朝を明るく照らせますよう、誠心誠意務めます」と思いを明かしている。
11月1日にスタートする第1週の副題は「1925-1939」。1925年3月22日、日本のラジオ放送開始と時を同じくして生まれたヒロイン・橘安子(上白石さん)。岡山にある和菓子屋であんこの甘い香りに包まれて成長した安子は、繊維会社の跡取り息子で、商科大学に通う青年・雉真稔(松村北斗さん)と出会う。偶然、稔が英語を話せることを知った安子は、教えてもらったラジオ英語講座で英語を勉強し始める。
英語への思いと稔への恋心を募らせていく安子は、ある日、幼なじみで稔の弟の勇(村上虹郎さん)から「あんころ屋の女では兄と釣り合わない」という言葉を浴び、想(おも)いをあきらめようとするが……とストーリーは展開する。
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