カムカムエヴリバディ:「I love you」から「I hate you」へ “愛の言葉”から“拒絶の言葉”へつながる「鬼脚本」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第38回の一場面 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第38回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第38回が12月22日に放送。
同話では、ロバート(村雨辰剛さん)が安子(上白石さん)に「I love you」とプロポーズする一方、るい(古川凛さん)が安子に「I hate you(大嫌い)」と言い放ち拒絶する一幕もあり、「鬼脚本」ぶりが注目を集めた。

あなたにオススメ

 第38回では、安子は、失踪した算太(濱田岳さん)を捜して大阪の街を何日も歩き回り続けるが、消息はつかめなかった。疲労困憊(こんぱい)し、雨の中に倒れこんでしまった安子。目を覚ますと、そばにいたのはロバート(村雨辰剛さん)だった。その日がるいの入学式だと気が付いた安子は、岡山の家に電話をかけてるいの様子を確かめようとするが、るいがいなくなったと聞き……という展開だった。

 ロバートから「I love you」と告白され、安子がロバートが抱きしめられた場面を、るいが目撃。その後、るいを発見した安子だが、安子とロバートの関係を誤解されたるいから、額の傷を見せつけられて「I hate you」と告げられた。

 “愛の言葉”から“拒絶の言葉”へとつながった同回に対して、SNSでは「 『I love you』 と『I hate you』を同じ回にブッ込む鬼脚本」「容赦のない脚本に藤本有紀さんのすごみが凝縮されていた気がします」「脚本がエグすぎる」「なんつー脚本と演出じゃ」と反響が寄せられた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

テレビ 最新記事