秦基博:15周年記念「BAND LIVE」は「音楽が持つ楽しさを体現」 ファンと作り上げた演出も

秦基博さん インタビュー写真=福岡諒祠(GEKKO)
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秦基博さん インタビュー写真=福岡諒祠(GEKKO)

 シンガー・ソングライターの秦基博さんが、2021年にメジャーデビュー15周年を記念して開催したライブの模様が、「秦 基博 15th Anniversary LIVE “BAND LIVE”」と題し、1月9日にWOWOWライブ・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。番組を前に、秦さんが今回のライブについて、演出のこだわりや見どころなどを語った。

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 ライブは横浜と大阪でそれぞれ2日にわたって行われ、1日目はアコースティックギター1本でステージに立つ「GREEN MIND」、2日目はストリングスカルテットも含めた「BAND LIVE」として実施された。WOWOWでは、11月10日の横浜アリーナ(横浜市港北区)での「BAND LIVE」公演が放送・配信される。

 公演は「グッバイ・アイザック」から幕を開け、「花咲きポプラ」「アース・コレクション」「鱗」といった人気曲を次々と披露。中盤には秦さんの秘蔵写真を紹介する一幕もあった。

 終盤の「泣き笑いのエピソード」では、事前にファンから送られた「空の写真」がステージのバックスクリーンに映し出され、「水無月」では事前に一般募集で集めた「歌声」をミックスした合唱をサビで流す演出も盛り込まれた。

 ライブ後のインタビューで、秦さんは「『泣き笑いのエピソード』は、歌詞の中に『いつも通りの空』というフレーズがあるし、みんなの日常にある空の写真を送ってもらうのはどうだろう?と考えたんです」と明かし、「本当に色とりどりの空が送られてきて感動しました。青空だけじゃなくて、夕景も夜空もあって、切り取り方もさまざまで。見る人によって、同じ空でもこんなに変わるんだなと思いました」と振り返った。

 ラストは「ひまわりの約束」を歌い、アンコールでは「トラノコ」を披露。「花」を演奏してこの日のライブを締めくくった。

 秦さんは「信頼するメンバーたちと作り上げた、音楽が持つ楽しさを体現しているアンサンブルが堪能できるのが『BAND LIVE』です」と見どころを明かすと、「バンド編成だけでなくアコースティックセットも用意されているし、自分がこれまでやってきた音楽的な振り幅が凝縮されたステージだと思うので、それをぜひとも全身で感じながら楽しんでもらえたらうれしいです」とアピールした。

 WOWOWオンデマンドでは放送終了後から2週間、アーカイブ配信もされる。

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