風、薫る:注目度の瞬間最高は69.2% ピークは直美の機転で視聴者もスカッとした場面 第46回を振り返る

連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK
1 / 2
連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第46回(6月1日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時11分の69.2%だった。第37回以来、9回ぶりに最高値が70%台にあと一歩届かなかった。

あなたにオススメ

 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 ◇ゆきは小野田を懸命に看護するが……

 第46回は、入院する小野田(宮地雅子さん)の回復の見込みが立たない。ゆき(中井友望さん)とトメ(原嶋凛さん)は、担当医の坂田(金井勇太さん)から家族への連絡を促される。ゆきは懸命に看病に当たるが、りん(見上さん)や直美(上坂さん)らはそんなゆきが心配でならない。

- 広告 -

 この日の注目度は、前半はアップダウンの高低差が非常に激しいグラフを描き、後半は一転、安定して横ばいに近い状態になった。

 ◇ピークはピンチのトメを救った直美の登場

 注目度のアップダウンが激しかった前半は、危険な状態が続く小野田に、ゆきが付きそう場面にちょうど当たる。注目度が50%台と60%台後半を行ったり来たりする、激しい上下動を繰り返した。

 ゆきに見守られつつ、小野田がこの世を去る午前8時8分台以降は、70%台には一度も届かなかったものの、注目度がエンディングまで60%台後半で安定して推移した。

 そのうち、この日の最高値は午前8時11分の69.2%で、続く午前8時12分も69.1%と、高い注目度を2分間、続けた。

 午前8時11分は、小野田の死にショックを受け、ゆきが寮に閉じこもったため、トメが1人で仕事に追われる場面。同じ病室を担当する看病婦から「シーツ変えるの、やっといて」「それ終わったら、水くんできてくれる?」と次々と仕事を振られ、さらに患者からは「薬はまだですか?」とお願いされる。看病婦たちのちょっと陰湿な仕打ちで困ってしまったトメのピンチにやってきたのが直美。「水はどれくらい? 何に使う水ですか?」。看病婦たちにそう尋ねると、「外科はきょう、ひまだから。トメさんは薬を」と指示する。「シーツの替え方、お教えしましょうか」。直美が看病婦たちにそう言い放つと、見ているこちら側も一気に気分がスカッとする展開だった。

 ◇一方、外科の病室は……

 午前8時11分の終盤から午前8時12分台は、外科の病室。当然、外科の病室も暇なわけではなく、りんやフユ(猫背椿さん)らが困っている。「もう、大家さん、どこで油売ってるの?」とフユが尋ねるが、りんは「さあ~?」としか答えないので、「はあ~、そらっとぼけて」とフユはぼやく。ただ、互いに信頼関係が生まれつつあるので、以前のようないがみ合う関係にはならない。

 「とぼけてなんかいません」と否定するりんに、「どっちでもいいけど、人が少ないなら、やり方考えて」とフユは指示する。「家事だと思って……?」とりんが返すと、フユは笑みを浮かべて、次の作業に入る。わかってきたな、という感じだろうか。「家事だと思って」は、前回の第45回(5月29日放送)でフユがりんに贈った言葉。2人のいい関係が続いていることが伝わってくる場面だった。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)

「風、薫る」最新の人物相関図を公開 新たに加わった“夕凪”は何者?

連続テレビ小説「風、薫る」の人物相関図(C)NHK
連続テレビ小説「風、薫る」の人物相関図(C)NHK
連続テレビ小説「風、薫る」の人物相関図(C)NHK
連続テレビ小説「風、薫る」の人物相関図(C)NHK
写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事