女優の岸井ゆきのさんと俳優の高橋一生さんがダブル主演するNHKの連続ドラマ「恋せぬふたり」（総合、月曜午後10時45分）第6回が2月28日に放送される。カズ（濱正悟さん）は去り、咲子（岸井さん）と高橋（高橋さん）は2人で大みそかを迎える。年が明け、アロマンティック・アセクシュアルのイベントに参加した咲子は、さまざまな人の考えを聞き将来のことについて考える。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　咲子が帰宅すると、カズや妹のみのり（北香那さん）たちが遊びに来ていた。みのりは自分が妊娠中にもかかわらず、夫の大輔（アベラヒデノブさん）が浮気したことを知り離婚を考えていた。咲子につい八つ当たりしてしまうみのりは急に産気づき……。

　ドラマは、他者に恋愛感情を抱かず、他者に性的に惹（ひ）かれることもない「アロマンティック・アセクシュアル」の男女の同居生活を描く。岸井さんが、人を好きになったことがない、なぜキスをするのか分からない、恋愛もセックスも分からずとまどってきた女性・兒玉咲子、高橋さんが、恋愛もセックスもしたくない男性・高橋羽（さとる）を演じる。

　脚本は、映画「ヒロイン失格」（2015年）や、ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（テレビ東京、2020年）などで知られる吉田恵里香さんが手掛けた。