特撮ドラマ「仮面ライダーオーズ」の完全新作「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」(田崎竜太監督)の完成披露舞台あいさつが2月28日、東京都内で行われ、仮面ライダーオーズ/火野映司役の渡部秀さんらが登場した。“完結編”と銘打たれた本作について、渡部さんは「衝撃的な内容にはなっていますが、まさに『これがオーズだな』と受け止めている。待ってくださっていた皆様に本当の“最後”をお届けするという気持ち」と作品に懸けた思いを語っていた。
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新作は、テレビシリーズ最終話の10年後を描く続編。西暦2021年、古代オーズが800年の時を超えてよみがえり、世界が混沌(こんとん)と恐怖に包まれていた。人類が絶滅の危機に瀕する中、旅に出ていた火野映司が帰還し、レジスタンスとして後藤慎太郎や伊達明、泉比奈らと共に戦っていた。アンクと再会は果たせるのか……というストーリー。
渡部さんは、「この作品が形になるまで延べ2年ぐらいかかっている。構想段階も含めて、いろいろなタイミングでいろいろな方々のご意見やお力添えを得て、やっと形になった」と明かし、「キャスト一同、クランクインの前から気合を入れてこの作品に取り組もう、と」と一致団結で撮影に臨んだことを振り返った。
また、渡部さんは「仮面ライダーオーズ」との出会いを、「ここまですてきな作品に巡り合えたことが一生の財産。これが僕の原点と改めて実感した」と表現し、「アンクに会おうと日々悩んでいた映司の旅はようやく終わりを迎え、僕も一人の映司のファンとして胸をなで下ろしています」としみじみ。そして、「またいつか、皆様の前でどのような形でもいいので、『仮面ライダーオーズ』という作品を何かしらの形で楽しんでいただける未来がくることを願っています」」とメッセージを送っていた。
舞台あいさつには、アンク役の三浦涼介さん、泉比奈役の高田里穂さん、仮面ライダーバース/後藤慎太郎役の君嶋麻耶さん、仮面ライダーバース/伊達明役の岩永洋昭さんも出席した。
「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」は、3月12日から期間限定で上映され、8月24日にブルーレイディスク、DVDが発売される。
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