全領域異常解決室
第10話 その答えは、神のみぞ知る―悠久の時を超えた絆
12月18日(水)放送分
女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第85回が3月2日に放送された。今回の舞台は1984(昭和59)年の設定で、ひなた(川栄さん)を連れて女優のすみれ(安達祐実さん)がくだを巻いていた、そば屋のラジカセから、女性3人組「わらべ」が歌った当時のヒット曲「もしも明日が…。」(1983年12月発売)が流れてきた。これに視聴者はSNSで「懐かしいわ~」と反応していた。
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第85回では、映画村のステージショーで、茶道家の役を演じることが決まったすみれは、一恵(三浦透子さん)のもとで茶道の稽古(けいこ)を重ねる。付き添いを任されたひなたは、稽古後もすみれの愚痴に付き合う羽目になり、五十嵐(本郷奏多さん)となかなか会うことができない。そんなある日、一恵の細かい指導に対し、いよいよすみれの不機嫌が最高潮に達する……という展開。
「もしも明日が…。」は萩本欽一さんのバラエティー番組「欽ちゃんのどこまでやるの!?」(テレビ朝日系)の挿入歌。出演していた、のぞみ(高部知子さん)、かなえ(倉沢淳美さん)、たまえ(高橋真美さん)の3人が「わらべ」として歌い、1984年にヒットした。わらべは、1982年12月に発売した「めだかの兄妹」もヒットさせている。
「もしも明日が…。」が流れると、SNSでは「欽どこのわらべや」「懐かしい~」「ひなたの時代は、よく懐メロが流れます」といった懐かしむ声のほかに、「愛する人よ、そばにいて」といった歌詞が、ひなたの心情を表しているという声もあった。
今回、すみれが後日、再びそば屋でひなたを相手に愚痴っていたシーンでは、1981年10月に発売され、翌年ヒットした中島みゆきさんの「悪女」が流れた。