女優の高畑充希さんがこのほど、主演する連続ドラマ「ムチャブリ！ わたしが社長になるなんて」（日本テレビ系、水曜午後10時）のクランクアップを迎えた。松田翔太さんと志尊淳さんが演じる男性たちが取り合うヒロイン・雛子（高畑さん）を演じた高畑さんは、「現場がいつも明るくて前向きなオーラにあふれていたので、私もそれに助けられて撮影することができました。役柄でカッコいい2人に取り合われて、『超役得だな』と思いながら、楽しく演じていました（笑い）」と振り返った。

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　クランクアップでは、共演の荒川良々さんが私服姿で駆けつけ、高畑さんに花束を渡すサプライズも。高畑さんは「（サプライズの）衝撃がスゴくて……誰かと思った（笑い）」とコメント。「良々さんが（クランク）アップのとき、サラッと帰られたので寂しかったんですけど、このサプライズがあったんですね。ありがとうございます」と感謝していた。

　撮影の思い出として、「ちょっと“キュン”なシーンは、女性スタッフが額を寄せ合って『どうやったら大牙くん（志尊さん）がカッコよく見えるか？　浅海さん（松田さん）がカッコよく見えるか？』みたいなことをずっとしゃべっていました」と回顧。「物語が進むにつれてお二人の魅力が拮抗（きっこう）して『どっちも選べないよー』と自分も思っていたし、（視聴者の皆さんにも）思っていただけたかな？と感じています。皆で頑張ってよかったです」と締めくくった。

　同日、松田さんもクランクアップを迎えた。松田さんは「とても難しい役をいただいて、いろいろ勉強になりました」と語った。印象に残ったシーンとして、遊園地デートの場面を挙げ、「ジェットコースターに乗ったのが何十年ぶりでしたし、デートというのも新鮮な気持ちでした。（この作品は）みんなで考えて作りながら撮影していく感じだったので、楽しかったです。皆さんありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

　ドラマは、連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」（TBS系、2020年）などの渡邉真子さんが脚本を担当。30歳の出世欲なし、彼氏なし。「今のままでいいのか？」と思い悩むイマドキ世代のベンチャー企業社長秘書・雛子が、ある日突然、カリスマ社長から子会社社長に任命され、カリスマ社長、生意気な部下との板挟みになりながらも、仕事と恋に突き進む“爽快お仕事エンターテインメント”。