野村萬斎:母方の先祖は徳川家に仕えた武将 詩人で文学者の祖父・阪本越郎の秘めた思い 「ファミリーヒストリー」で

3月21日放送の「ファミリーヒストリー」に出演する野村萬斎さん=NHK提供
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3月21日放送の「ファミリーヒストリー」に出演する野村萬斎さん=NHK提供

 狂言師の野村萬斎さんが、3月21日午後7時半から放送されるNHKのドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」(総合)に出演する。母方の先祖をたどると徳川家に仕えた武将に行きあたるといい、曽祖父は県知事や名古屋市長を歴任。また、母方の祖父はアンデルセンの童話の翻訳を手掛けた詩人・文学者の阪本越郎で、胸に秘めた思いにも迫る。

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 父方のルーツは金沢市にあり、酒造りを営む家に生まれた江戸時代の先祖が、芸事が好きということもあって狂言師となる。その子孫たちは幕藩体制の崩壊や世界恐慌、戦争といった危機の中で狂言を守り、次世代へ伝えてきたという。

 予告動画では、萬斎さんが「よく調べられたなあと思って」と感心するシーンもある。

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