名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
人気アニメ「コードギアス」シリーズなどで知られる谷口悟朗監督が手がけるオリジナルプロジェクト「エスタブライフ」のテレビアニメ「エスタブライフ グレイトエスケープ」がフジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で4月6日から放送される。魔改造されたヘンテコな東京を舞台に、壁によって分断され、自由に行き来できなくなった街から逃げたい人を助ける“逃がし屋”の活躍を描く。「ご注文はうさぎですか?」などの橋本裕之さんが監督を務め、「フルメタル・パニック!」などの賀東招二さんがシリーズ構成、脚本を担当。「シドニアの騎士」などのポリゴン・ピクチュアズが制作するなど豪華スタッフが集まった。逃がし屋のリーダーのエクア役の嶺内ともみさん、スライム人間のマルテース役の長縄まりあさんに、先に声を収録してから映像を作るプレスコだったという収録について聞いた。
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嶺内さん 私たちも一話ごとに作品のことを知っていきました。AI、クラスタなど難しい言葉がたくさんあって……。
長縄さん おおまかな世界観を説明していただいたのですが、最初は想像するのが難しいところもありました。
嶺内さん ギャグとシリアスの緩急もいいんですよね。
長縄さん テンポ感もいいんです。重たいテーマもすごく分かりやすく伝わってくるところもあります。
嶺内さん 監督から「難しく見えるかもしれないけど、軽い気持ちで楽しめる作品に」というお話もありました。
-ー“魔改造”された東京が舞台です。気になる街は?
嶺内さん フジテレビのあるお台場に来ると、聖地巡礼をしている気持ちになります。気になるのは、第3話の池袋です。水族館が好きで、行ったこともあったので。まさか!?の展開にびっくりしました。聞きなじみのある場所も出てくるのも面白かったです。
長縄さん 新宿が気になりました。濃いキャラクターも出てきましたし。普段、歌舞伎町には行かないですが。
嶺内さん 各エピソードの依頼者がすごく豪華な方ばかりなんです。毎話楽しみです。
嶺内さん 伝わっていてよかったです。最初、資料を見て、優しくおおらかで女神みたいな子という印象だったのですが、監督から「可愛くて、優しいけど、サイコパス」とお話がありました。優しい人は、怒ったらどうなるんだろう?という怖さがありますし、怖いくらい優しいこともあるかもしれません。「一周回って怖く見えたら!」と思っていました。みんなを支えるお姉さんなので、主人公っぽくない印象もあったのですが、エクアは周りを振り回すんですよね。普通の人はしない選択肢も選ぶので、あれ!?と思うかもしれません。
長縄さん オーディションの時、原稿が1人5役くらいだったんです。「どんなキャラクターなんだろう!?」と不安もありました。ワクワクして演じました。個性をドーン!と出していこうとしました。あるエピソードでは「マルテみたいなの!?」となることもありますし、謎が多いキャラクターです。
嶺内さん アドリブも多いんです。
長縄さん プレスコだったので、自由なところもありました。マルテはいろいろやってもいいかな?と思っていたので。
嶺内さん マルテは第1話もすごいアドリブがありましたよね。
長縄さん すごく楽しかったです。毎話毎話、遊ばせていただきました。
嶺内さん あるのですが、メインキャラクターとしては初めてなので、会話することに専念して自由に演じさせていただきました。
長縄さん 私は初めてでした。「やりたいようにやっちゃおう!」という気持ちでした。
嶺内さん テストの時は尺を気にせずに会話していました。
長縄さん 「マルテだったらこうだ!」と決めすぎずに、現場に行って、演じるのが新鮮でした。
嶺内さん 現場でしか出てこないものも多かったですし。
長縄さん みんなで合わせる中で、想像していなかったことも起き、発見もあって、楽しかったです。
嶺内さん 逃がし屋の速水奨さん、三木眞一郎さんが先に録(と)っているものを聞きながら演じる時は、面白すぎて、笑いをこらえるのが大変でした(笑い)。
長縄さん すごくいい経験でした。
嶺内さん これまでも共演させていただいて、引っ張っていただくこと、教えていただくことばかりでしたので「ちゃんと成長しているところを見せていかなきゃ!」という気持ちでした。ずっとお世話になっているんです。
長縄さん 全然すごいですよ! 最初からしっかりしていた印象ですし、長く一緒に作品をやっていましたので「嶺ちゃんだから!」と安心しています。今回は、嶺ちゃんの一言がずしん!と来るところもありました。
嶺内さん 「3人だから!」という安心感がありました。お芝居もそうですけど、ゲストの方がいらっしゃった時に空気作りもしていただいて、心強かったです。
長縄さん フェレスは難しい立ち位置のキャラクターですが「高橋さんなら!」という安心感がありました。
嶺内さん 押し引き加減が難しいキャラクターですし「すごい!」と学ばせていただきました。
嶺内さん 難しすぎず考えすぎずに、まずは見てください! 楽しいだけでなく、シリアスなところもあります。途中から見始めても面白いですし、ぜひ見てください!
長縄さん キャラクターが可愛いのですが、悩みなどが深く描かれています。ぜひ、いろいろな楽しみ方をしていただければ。映画やゲームもあるので、お楽しみに!
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