バブル:Eve、りりあ。が歌うOP&EDの裏側 澤野弘之の「感情に寄り添った音楽」 メーキング映像「音楽編」公開

「バブル」のイメージボード(C)2022「バブル」製作委員会
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「バブル」のイメージボード(C)2022「バブル」製作委員会

 アニメ「進撃の巨人」などの荒木哲郎監督の劇場版オリジナルアニメ「バブル」(5月13日公開)のメーキング映像「Making of バブル」の第3弾「音楽編」が4月27日、公開された。荒木監督と「君の名は。」「竜とそばかすの姫」などを手がけ、「バブル」の企画・プロデューサーを務める川村元気さんの対談が収録され、音楽へのこだわりを語っている。ヒロイン・ウタと主人公・ヒビキの出会いを幻想的に描いたイメージボードも公開された。

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 同作では、シンガー・ソングライターのEve(イブ)さんがオープニングテーマ(OP)「Bubble feat.Uta」、シンガー・ソングライターのりりあ。さんがエンディングテーマ(ED)「じゃあね、またね。」を担当した。りりあ。さんは、ヒロイン・ウタの声優も務める。二人の起用について川村さんは「この作品が、日本のみならず、全世界のティーンエイジャーとつながれるかを考えた時に、りりあ。さんはTikTokから、EveはYouTubeから出てきた人なので、そういう人たちがこの『バブル』をどういうふうに捉えて音楽にしてくれるか、興味がありました」と明かしている。

 荒木監督は「じゃあね、またね。」について「本作のエンディングは自分にとって肩の力をいれず、力まずに自然に出せたものになりました。僕自身とっても気に入っていて、すごく満足度を高めてくれた」と、りりあ。さんの歌声と表現力を絶賛している。

 りりあ。さんは「じゃあね、またね。」の制作について「ウタとヒビキが『現代に実際にいたら』というのを想像して、その二人のやり取りや今っぽい感じを想像して作りました」といい、一日で作り上げたという。

 同作は「機動戦士ガンダムUC」「進撃の巨人」などの澤野弘之さんが音楽を担当している。澤野さんは「ギルティクラウン」「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」など多くの作品で荒木監督とタッグを組んできたが、今回は荒木監督からこれまでとは異なる要望があったといい、「これまでの『進撃の巨人』や『甲鉄城のカバネリ』では、アクションシーンがヒロイックだったり、躍動感あるように見せたり、感動する部分もどうやって表現するかというふうにしていたところを、より本作では『キャラクターの感情に寄り添った音楽』を作っていった」と話している。

 「バブル」は、世界に降り注いだ泡(バブル)により重力が壊れた東京が舞台のアクションアニメ。ビルからビルへ駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となった東京で、危険なプレースタイルで注目を集めていたエースのヒビキが、不思議な力を持つ少女・ウタと出会い、2人の出会いが世界を変える真実へとつながる。

 「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの「ニトロプラス」の虚淵玄(うろぶち・げん)さんが脚本を手がけ、「DEATH NOTE(デスノート)」「バクマン。」などの小畑健さんがキャラクターデザイン原案、澤野さんが音楽を担当する。「甲鉄城のカバネリ」「進撃の巨人」などのWIT STUDIOが制作する。Netflixでも4月28日に全世界配信される。

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