黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ちむどんどん」（総合、月～土曜午前8時ほか）第19回が5月5日に放送された。同回では、ヒロイン・暢子（黒島さん）とシークワーサーの関係が視聴者の注目を集める展開に。SNSでは「暢子のシークワーサーはいわゆる『ポパイ』のほうれん草的なもんってことか」「変身アイテム、シークワーサー」などといった反応が出た。

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　「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子たち4兄妹の笑いと涙の物語。

　料理の腕を見込まれ、親友の料理部部長・前田早苗（高田夏帆さん）から、「産業まつり」の料理大会の助っ人を頼まれた暢子。「やんばるそば」を作り、料理部一丸で、ライバル・南山原高校に挑む……というのがこれまでの展開。

　第19回では、いよいよ大会当日に。大会は、料理を食べた来場客の投票で勝敗を決める。暢子たち山原（やんばる）高校は、火の付け忘れや、急きょ出店場所を変更させられるなどハプニングに見舞われるが、兄・賢秀（竜星涼さん）の助けもあって「やんばるそば」の票を伸ばし、南山原高校の「さんぴん茶の蒸しケーキ」とほぼ互角の戦いを繰り広げる。

　しかし、勝負はこれからというときに、後輩のミスで、スープの入った鍋がひっくり返ってしまう。「本当にごめんなさい！」と平謝りの後輩に対し、暢子は「大丈夫、なんとかするさ！」と励ますが、焦りの色は隠せない。

　そこに、会場に来ていた三女・歌子（上白石萌歌さん）が「暢ネーネー、いいの持ってるよ！」と鞄からシークワーサーを取り出して、暢子に渡す。「ああっ、ありがとう！」と受け取った暢子はその場で食べて「ん～酸っぱ！　マーサン（おいしい）！」とにっこり。そして、残っている材料から「やんばるそば」の代わりとなる料理がひらめいて……と展開した。

　これまでもシークワーサーを食べると元気になってきた暢子。SNSでは、シークワーサーが暢子の“パワーアップアイテム”と盛り上がり、「シークワーサーがアイテム化しとるw」「シークワーサーは覚醒アイテム」「シークワーサー食べて何か思いつくということは、暢子はスペックホルダーだったか」「シークワーサーを食べるとアイディアが出る暢子は、たぶんスペック保持者」などのコメントが続出。歌子に対して「なぜ歌子のバッグからシークワーサーが……？」「歌子ちゃん、よくシークワーサー持ってたな笑」「ナイスアシスト」「ネーネーの危機にシークワーサーをさっと出す歌子も面白い」などの声も上がっていた。