ダンダダン
第7話「優しい世界へ」
11月14日(木)放送分
荒川弘さんの人気マンガを実写化した映画2部作「鋼の錬金術師 完結編 復讐(ふくしゅう)者スカー(5月20日公開)/最後の錬成(6月24日公開)」(曽利文彦監督)で、アメストリス軍のマイルズ少佐を俳優の平岡祐太さんが演じることが5月19日、明らかになった。原作のファンだという平岡さんは、「出演が決まったときはうれしかったですね。あの『鋼の錬金術師』の世界を楽しめるなという思いで、どんな現場なんだろうとワクワクしていました」と話している。
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マイルズ少佐は、「氷の女王」の異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将(栗山千明さん)を副官として支える人物。平岡さんは役作りにあたって、アニメキャラクターの声のトーンや動きを参考にしたという。
グリーンバックでの撮影には苦労もあり、「自分たちでイメージしながら演じるということがすごく大変でした」と吐露。「こんなにグリーンバックが多かったことは今までなかったので、出来上がりがどうなっているのかが一番大きいですね」と期待を寄せた。
ゾルフ・J・キンブリー中佐役の山田裕貴さん、ユーリ・ロックベル役の藤木直人さん、サラ・ロックベル役の奥貫薫さん、ピナコ役の風吹ジュンさんからのコメントも到着した。
山田さんは「原作が好きで、アニメも見て、キンブリーを演じてみたいなと思っていたところに、オファーをいただけたのでとてもうれしかったですし、ありがたかったです」と感謝。「『鋼の錬金術師』というダークファンタジーの世界で、自分の持つ美学の中に生きる彼がとても好きなんですよね。彼がどういう思いで生きているのかなということを考えながら演じていました」と振り返った。
藤木さんは、撮影で「スケールが違うなと思いましたね。大きなスタジオに立派なセットがあってすごいなと思いました」と話し、「僕の出演シーンは、CGもなければアクションもないのに、こんなに撮影に時間がかかるのだと、皆さんのシーンはどれだけ大変なんだろうなと思いました」とコメント。
奥貫さんは「いつも現場は穏やかで流れる空気がとても心地よかったです」「それぞれのセクションの方々が本当にプロの集まりだなと実感しました」と裏側を明かし、「一体どんな世界になるんだろうと、完成が楽しみです」と語った。
風吹さんは、わら納豆のような髪形にメガネという特徴的なビジュアルのピナコを演じ、「結構気に入っていて、とても可愛いと思いました」とご満悦。「納豆が中に入っているようなイメージですけども(笑い)、本当に苦労してメークさんが作ってくださったので感謝しかないです」と話した。
「鋼の錬金術師」は、2001~10年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。
新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開される。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、“傷の男(スカー、新田真剣佑さん)”を中心とした物語。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エド(山田涼介さん)と相対することになる。後編「最後の錬成」は、“お父様”(内野聖陽さん)との戦い、その後のエドとアル(水石亜飛夢さん)、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。
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