英雄たちの選択:室町幕府“終わりの始まり” 三好長慶VS将軍・義輝 戦国乱世への風穴開けた対立の真相

絹本著色足利義輝像/三好長慶画像=国立歴史民俗博物館/東京大学史料編纂所所蔵模写
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絹本著色足利義輝像/三好長慶画像=国立歴史民俗博物館/東京大学史料編纂所所蔵模写

 歴史を大きく変える決断をした英雄たちにスポットを当てるNHK・BSプレミアムの番組「英雄たちの選択」(水曜午後8時)。6月22日は、「激突!三好長慶vs.足利将軍 ~室町幕府“終わりの始まり”~」と題して放送される。

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 室町幕府はなぜ滅びたのか。大きな転機として近年注目されるのが、織田信長に20年先んじて将軍を都から追放した三好長慶の活躍。番組では、時代を揺るがした将軍と長慶の対立に迫る。

 織田信長が将軍・足利義昭を都から追放し、室町幕府を滅ぼしたことはよく知られるが、実はそれに20年先んじて、時の将軍を都から追放したのが、三好長慶だった。大名ですらなかった男が、下剋上を果たし、13代将軍・足利義輝と真っ向から衝突し、畿内に独自の「三好政権」を打ち立てるが、存在を脅かされた将軍・義輝も黙ってはいない。

 室町の社会秩序や価値観を破壊し、戦国乱世への風穴を開けた両者の対立の真相とは……。

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