現在放送中のスーパー戦隊シリーズ「暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)で、オニシスター(イエロー)/鬼頭はるか役を演じている志田こはくさん。7月22日公開の映画「暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー」では、ドンブラザーズのメンバーと映画「新・初恋ヒーロー」の撮影に挑むほか、はるかの盗作疑惑を生んだ「新・初恋ヒーロー」の原作者の正体に迫るストーリーが描かれる。志田さんに、放送後の反響や今後挑戦してみたいことを聞いた。
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放送開始から4カ月ほど経過したが、志田さんは「毎日撮影が楽しくて、時間が過ぎるのが本当に早い。あっという間だなと毎日感じています」と充実ぶりを口にする。
反響については、「すごく話題になっているので、面白さや楽しさをはるかが崩してしまわないかいつも心配」と神妙な表情を見せつつ、「番組の反響が良いので頑張って演じています」と前を向く。
「自分で言うのもあれですけど、紅一点なので注目されていると思う」と話し、「はるかをもっと自分のものにして、いろんな魅力を引き出せるように頑張って演じていきたい」とさらなる飛躍を誓う。
第1話からはるかを中心にストーリーが進行していたが、「映像のお仕事が初めてというのもあり、最初は不安やプレッシャーもあった」と明かす志田さん。「今はそういう気持ちは捨てて撮影に臨んでいます。撮影に入ったら楽しい気持ちでやらせていただいてます」と語る。
「撮影にはだいぶ慣れました」と話すも、「朝が早いのにはまだ慣れないところもあります」と照れ笑い。「朝は強い方なのですが起きるまでがちょっと……。『今日は撮影!』と思って頑張ってはいるものの、まだ寝たいという気持ちが(笑い)。たくさん寝て頑張ります!」と意気込みを新たにする。
はるかは困った表情や突っ込みのせりふが多いが、演じる上でのこだわりを、「見ての通りすごく面白い子。可愛い一面があったりカッコいい一面があったり、いろんな魅力がある子なので、動きを大きくやってみたり、顔の表情を大げさにやってみたりして、皆さんに楽しんで見てもらえるように頑張っています」と語る。
映画の見どころについて、「本当に面白い内容で、すてきな衣装を着させていただいているので、そういうところも注目して見てほしい。いつも以上にコメディー要素が多くて、初めから最後までドンブラザーズらしくて終始笑いが絶えないと思うので、見ていただいて笑ってくれたら」とアピール。
今後チャレンジしてみたい分野として、「声のお仕事に挑戦してみたい」と話し、「ドンブラザーズを見て家族やマネジャーさんから『声いいよね』と言われることが多く、挑戦してみたいなと思いました。ナレーションだったりアニメだったり、やってみたいですね」と目を輝かせていた。
テレビシリーズ中盤以降に向けての意気込みを、「鬼頭はるかの芝居の向上はもちろん、志田こはくとして成長できたらいいなと思います。クランクインしたときと今は変わっていて、心の強さや作品に対しての気持ちは最初とは違うので、もっと向上していけたら」と力強く語っていた志田さん。魅力あふれるはるかの活躍に期待したい。
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー」は7月22日公開。特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系、日曜午前9時)の映画「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」と同時上映。(取材・文・撮影:遠藤政樹)
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