1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（8月6～12日）は、俳優の松下洸平さんが、10月期の連続ドラマ「アトムの童（こ）」でTBS系の「日曜劇場」（日曜午後9時）枠に初出演する話題、ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんと人気グループ「乃木坂46」の山下美月さんが「ほんとにあった怖い話（ほん怖）」シリーズに初出演・初主演する話題などが注目された。前後編で取り上げる。

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　8月6日、ロックバンド「GLAY」のボーカル・TERUさんが、5日に放送された重岡大毅さん主演のテレビ東京連続ドラマ「雪女と蟹（かに）を食う」（金曜深夜0時12分）第5話にエキストラ出演していたことが分かった。TERUさんがドラマに出演したのは初めて。第5話ではドラマの舞台が北海道に移り、北海道・函館市出身のTERUさんがわずか数秒のワンシーンのみ出演。函館の朝市のにぎわう客の中に、カニを買うTERUさんが登場した。

　6日、岩田さんが、20日午後9時からフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で放送される「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」のドラマパート「謝罪」で主演を務めることが発表された。岩田さんがホラー作品に出演するのは初めてで、転勤で地方のマンションに引っ越してきた会社員・福本光生を演じる。

　6日、タレントの指原莉乃さんが書き下ろした歌詞がドラマ化されることが明らかになった。指原さんの歌詞がドラマ化されるのは初めて。スペシャルドラマ「もしも、この気持ちを恋と呼ぶなら…。」と銘打たれ、9月23日深夜0時24分からABCテレビで放送される。ドラマは、ちょっぴり切なくて少し不思議な青春学園ラブストーリー。とある女子高校を舞台に、バドミントン部のエース・小峰有希と、ペアを組む鈴野日南の思いが交錯していく様を描く。

　7日、松下さんが、10月期にTBS系「日曜劇場」枠で放送される連続ドラマ「アトムの童」に出演することが明らかになった。松下さんが同枠のドラマに出演するのは初めて。ゲーム業界を舞台にしたドラマで、松下さんは若き天才ゲーム開発者・安積那由他（あづみ・なゆた、山崎賢人さん）の過去を知る重要人物・菅生（すごう）隼人を演じる。併せて、岸井ゆきのさんの出演も発表。カプセルトイを企画・製造する老舗玩具メーカー「アトム」の社長の一人娘・富永海役を務める。

　8日、俳優の野村周平さんが、真鍋昌平さんの人気マンガ「闇金ウシジマくん」（小学館）シリーズの約6年ぶりの実写版となる連続ドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」（MBS・TBS、9月20日スタート）に出演することが明らかになった。野村さんは、主人公・犀原茜（さいはら・あかね、高橋メアリージュンさん）の最大の宿敵となる象山彪（きさやま・たけし）を演じる。

　8日、芸能事務所「田辺エージェンシー」、秋元康さん、TBSがタッグを組んで展開する女優発掘・育成プロジェクト「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』season2」でグランプリに輝いた幸澤沙良さんが、10月にスタートするTBSの“よるおびドラマ”「差出人は、誰ですか？」で主演を務めることが明らかになった。幸澤さんは、神奈川県出身の16歳。同プロジェクトへの応募総数約5500人の中から、視聴者投票で1位に輝いた。ドラマは「SNS社会に生きる若者たち」がテーマで、「本音で人と向き合うこと」「匿名を使わずに相手に気持ちを伝えること」の大切さを“手紙”というアナログツールを使って描いていく。

　9日、山下さんが、20日午後9時からフジテレビ系で放送される「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」のドラマパート「一言のあやまち」で主演を務めることが明らかになった。「ほん怖」初出演で初主演の山下さんは、心霊現象が多いことで有名な全寮制高校に通う荻野愛奈を演じる。

　9日、俳優の渡邊圭祐さんが、9月8日スタートの連続ドラマ「チェイサーゲーム」（テレビ東京系、木曜深夜0時半）で主演を務めることが明らかになった。渡邊さんがドラマに主演するのは初めて。ゲーム会社のサイバーコネクトツーが制作した同名マンガ（KADOKAWA）が原作で、ゲーム開発会社を舞台に描くお仕事ドラマ。渡邊さんは、昇進をきっかけに翻弄（ほんろう）され、奮闘する主人公・新堂龍也を演じる。