ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界:“冒険嫌い”がなぜ大冒険 一見どこにでもいそうな主人公が世界を救う かけがえのない家族の絆描くディズニー作

「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」のメインカット (C) 2022 Disney. All Rights Reserved.
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「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」のメインカット (C) 2022 Disney. All Rights Reserved.

 「ベイマックス」(2014年)などで知られるドン・ホール監督が手掛けたディズニーの最新劇場版アニメ「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」が、11月23日に公開される。本作は、かけがえのない家族の絆を描いたアクション・アドベンチャーで、主人公となるのが、一見どこにでもいそうな親近感を感じさせる人物でありながら、実は世界を救うことのできる唯一の存在となっていくサーチャー・クレイド。日本版声優を、お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんが務めているサーチャーとは、どんなキャラクターなのだろうか……。

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 伝説的な探検家の息子でありながら、冒険嫌いの農夫として愛する妻と息子とともに静かに暮らすサーチャー。急に妻と台所の中でダンスを始めたり、息子のためなら何でもしようという強い決意を持っていたりと、人間味あふれる人物として描かれている。

 若いころに行方不明となった偉大な父へのコンプレックスから、冒険嫌いになったサーチャーは、父とは異なる道を選び、安定した暮らしで家族を幸せにしようと、豊かな国「アヴァロニア」で愛する息子のイーサンと妻と共に静かに暮らしていた。

 そんなある日、彼の人生が一変する。今まで存在さえも知り得なかった“もうひとつの世界=ストレンジ・ワールド”へと足を踏み入れ、世界を救う鍵を探すことに。一体なぜ、愛する家族との幸せな日常を望んできた“冒険嫌い”のサーチャーが、先行きの分からない大冒険へと向かうことになるのだろうか。その答えは、サーチャーの過去にあった……。

 安定した暮らしを求め、植物を懸命に育て続けてきた彼はある日、「自分にしかできないことがある」と気付くと、大嫌いだったはずの冒険に繰り出し、世界を救おうと試みる。そして、その先に待ち受ける世界を揺るがす秘密とは? サーチャーらが行き着く“驚がくのラスト”も必見だ。

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