歴史探偵:なぜ出雲は特別な地に? 「神話の国」の謎、表舞台から消えた理由とは

CG復元された古代の出雲大社本殿=NHK提供 監修・関西大学西澤英和名誉教授
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CG復元された古代の出雲大社本殿=NHK提供 監修・関西大学西澤英和名誉教授

 11月30日のNHKの歴史番組「歴史探偵」(総合、水曜午後10時)は、日本のさまざまな神話の舞台となっている「出雲」(島根県)を取り上げる。

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 「ヤマタノオロチ退治」や「大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)の国造り」など、さまざまな神話の舞台となった出雲。現在も縁結びの地、パワースポットとされ、出雲大社には多くの人が参拝に訪れる。なぜ、特別な地とされているのか。番組では、そのヒントが「古代出雲」にあるとして、その繁栄の実態や、古代出雲が歴史の表舞台から姿を消した理由に迫る。

 番組では、古代出雲が自然地形を生かして盛んに海洋交易を行い、日本海に広がる一大交易ネットワークの中心地となっていたことが明らかになる。海外から、当時の最先端技術を用いた青銅器やガラス製品などを入手していたことも紹介される。

 さらに、文化財構造学など最新の研究成果を用いて、古代の出雲大社の「高層神殿」をCG復元する。

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