中島健人：映画で共演した“クロ”の熱烈キスににっこり

　アイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人さんが12月9日、東京都内で行われた映画「ラーゲリより愛を込めて」（瀬々敬久監督）の初日舞台あいさつに、主演を務める二宮和也さんらと出席。映画でクロ役を演じた犬の大吉がスペシャルゲストとして登場し、“再会”した中島さんが大吉から熱烈な“キス”をされる一幕があった。

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　中島さんが大吉に「クロ！」と呼びかけるも、大吉は客席に背を向けたまま。「カメラはこっちじゃなくて向こうだよ」などと呼びかけ続けつつ、中島さんは大吉を抱え上げると顔をペロッとなめられ、「12月のキスです」とにっこり。やりとりを見守っていた二宮さんは、「めちゃめちゃ仲良しですね！」と言ってほほ笑んでいた。

　そんな仲良しのクロの存在について、中島さんは、「撮影の合間とかも大変な環境だったので、クロの存在は癒やし。キャストの皆さんとスタッフの皆さんの心をつないでくれた存在でした」と感謝していた。

映画は、辺見じゅんさんのノンフィクション小説「収容所から来た遺書」（文春文庫）が原作。第二次世界大戦終了後、身に覚えのないスパイ容疑でシベリアの強制収容所（ラーゲリ）に収容されながらも生きる希望を捨てず、絶望する捕虜たちを励まし続けた山本幡男の壮絶な半生を描く。

　舞台あいさつには、北川景子さん、松坂桃李さん、桐谷健太さん、安田顕さん、瀬々監督も出席した。