人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利さんが1月13日、東京都内で行われたミュージカル「Endless SHOCK」の制作発表会見に出席。昨年に続いて同シリーズに出演する佐藤さんは、座長を務める人気デュオ「KinKi Kids」の堂本光一さんについて、前回の公演で感じたという“ジャニーズイズム”を明かした。
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「Endless SHOCK」は、堂本さんが作・構成・演出・主演を務める人気シリーズ。米ニューヨークのブロードウェーを舞台に、常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー・コウイチ（堂本さん）と、彼が率いるカンパニーの姿を描く。スピンオフ作品の「Endless SHOCK -Eternal-」は本編の3年後の物語で、佐藤さんは昨年、このスピンオフでコウイチのライバル役を演じた。
公演期間中、佐藤さんは堂本さんからの一言で「Higher」という楽曲に途中参加することになったといい、「『Eternal』では急に踊ってって言われることがあるので……（笑い）。当日に振り付けを入れて、次の日から出ました。でもジャニーズイズムを感じました」と振り返った。
それを受けて、堂本さんは「血が騒ぐでしょ？ そういうのなくなっちゃったじゃない」とニヤリ。会見に同席していた「Kis-My-Ft2」の北山宏光さんが「『You、出ちゃいなよ』みたいなことですよね」と、故・ジャニー喜多川さんを思わせる言葉を返すと、佐藤さんは「言われたときは本当に血がたぎりましたよね。光一くんが言ってくれてうれしかった」と話した。
そんな佐藤さんに、堂本さんは「しんどいけど、それを乗り越える楽しさのほうが勝つというか。それを経験してほしいし、一緒に経験したい」と語りかけ、佐藤さんは「それについていくことで、『SHOCK』ファミリーに入れていただいた喜び、楽しさ、うれしさを感じました」と明かした。
今年は4～5月に帝国劇場（東京都千代田区）で「Endless SHOCK」と「Endless SHOCK -Eternal-」を2作同時上演。ライバル役を佐藤さんと北山さんがダブルキャストで務める。佐藤さんは「去年の僕は光一くんに不安な部分を見せてしまったんですけど、『SHOCK』を経て光一くんに鍛え上げられたおかげか、今年は2作同時上演をすんなり受け入れられた自分がいた」と変化を告白。
昨年はスピンオフの上演のほかに、配信で「Endless SHOCK」も届けたが、堂本さんは「去年の公演のことを伝えたとき、勝利から『本当にやるんですか……？』ってすごく弱気な電話がかかってきた。今回はそれがなかったね。成長ですよね」と目を細めていた。
また、佐藤さんは「『SHOCK』を経験してから、他の仕事への臨み方が変わった。『やってやりますよ』じゃないですけど、光一くんに鍛え上げられた部分はすごくある。本当に人生を変えてもらいました」と感謝。
「一歩踏み出す怖さってあるんですけど、そうしてみないと新しいものを作れないと学んだ。今までやってきたことは絶対に裏切らないし、本当に真ん中にあるものは壊れない。とにかく一歩踏み出す、目の前のことに挑戦してみる勇気を教えてもらいました」と話し、今年は「何よりも殻をもっと破って、自分でも見たことない佐藤勝利を見せられるように、泥臭く挑んでいきたいと思います」と意気込みを語った。
堂本さんは「去年は役に自分が合わないと思っていた部分もきっとあったと思うんだけど、そこにあえて立ち向かっていって、自分の泥臭さってどういうところだろうと毎日探しながらステージに立っていたのがすごく魅力的だった。今年も“探す旅”に出ることを継続してほしい」とエールを送った。
会見には、新キャストとなるアイドルグループ「乃木坂46」の中村麗乃さんのほか、「ふぉ～ゆ～」の越岡裕貴さんと松崎祐介さん、前田美波里さん、島田歌穂さんも出席した。
