テレビアニメ化、実写映画化もされた「ぐらんぶる」の作画で知られる吉岡公威さんのラブコメディーマンガ「てんぷる」が、2023年にテレビアニメ化されることが分かった。寺を舞台としたラブコメディーで、5人のヒロインのキャストも発表された。愛美さんが蒼葉結月役、芹澤優さんが蒼葉月夜役、山下七海さんが蒼葉海月役、朝日奈丸佳さんがミア・クリストフ役、上坂すみれさんがカグラ・ボールドウィン役として出演する。赤坂柾之さんが主人公・赤神明光を演じる。アニメは「彼女、お借りします」などの古賀一臣さんが監督を務め、月虹が制作する。

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　「てんぷる」は、2018年にウェブマンガサービス「コミックDAYS」（講談社）で連載を開始した寺が舞台のラブコメディー。女たらしの血を継ぐ主人公・赤神明光は、ストイックに生きるため出家するものの、美少女だらけの尼寺に入ってしまう……というストーリー。コミックスが第7巻まで発売されており、累計発行部数は120万部以上。最新8巻が1月23日に発売される。

　原作者の吉岡さんは、アニメ化を祝してイラストを寄せ、「すてきなご縁に恵まれ、この度『てんぷる』のアニメ化が決定しました！　これもスタッフ、関係者の皆さまそして読者の皆様のおかげです。動いてしゃべる赤神たちを見れる日が来ようとは！　一視聴者として楽しみです。少しでもこの良縁が広げられるよう、尽力していきたいと思います！」と話している。

　青空をバックに5人のヒロインが描かれた第1弾キービジュアル、声優陣の撮り下ろしビジュアルも公開された。撮り下ろしビジュアルは、作品をイメージしており、声優陣が和テイストの衣装で集結した。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：古賀一臣▽キャラクターデザイン：勝又聖人▽シリーズ構成：香椎葉平▽アニメーション制作：月虹

　◇キャスト（敬称略）

　赤神明光：赤坂柾之▽蒼葉結月：愛美▽蒼葉月夜：芹澤優▽蒼葉海月：山下七海▽ミア・クリストフ：朝日奈丸佳▽カグラ・ボールドウィン：上坂すみれ