小平奈緒:現役時代は居所情報を毎日提出 ドーピング検査のため 「徹子の部屋」で明かす

3月1日放送の「徹子の部屋」に出演した小平奈緒さん=テレビ朝日提供
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3月1日放送の「徹子の部屋」に出演した小平奈緒さん=テレビ朝日提供

 スピードスケート五輪金メダリストの小平奈緒さんが、3月1日午後1時から放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演した。

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 小平さんは、2018年の平昌五輪で日本女子スピードスケート史上初の金メダルを31歳で獲得。昨年10月、現役を引退した。

 現役時代、小平さんは「ドーピング検査があったので、毎日この1時間はここにいますよという居所情報を出さなくてはいけなくて。その1時間枠を朝にしていたことが多かったんです。だから、朝ドーピング検査が来てないのに空耳で『ピンポーン』と鳴っているような気がして起きてしまうことが何度もありました」と振り返った。

 現役を終えドーピング検査もなくなると「朝起きる時間までちゃんと寝られるようになりました」と生活の変化を語った。

 現在は、母校の信州大(長野県松本市)で特任教授として教壇に立っている。小平さんは「授業が終わってからお手紙を書いてくれる子たちもいて。私の存在が、信州大学を選ぶきかっけになったと言ってくれる学生もいて。人の人生に影響を与えられているのはすごくいいなと思いましたね」とやりがいを話した。

 今後やりたいことを聞かれると「地元の人に支えられてここまで来たので、地元のみなさんと関わり合いながら学びの場というか、学びを共有できる場所を作っていけるといいなと思っています」と展望を明かした。

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