庵野秀明監督が手がける映画「シン・仮面ライダー」と人気格闘マンガ「キン肉マン」がコラボすることが分かった。「キン肉マン」に登場する悪魔超人軍団と「シン・仮面ライダー」のSHOCKERがタッグを組むコラボ企画で、「ゆでたまご」による描き下ろしコラボイラストが公開された。イラストには、悪魔超人の力を借りて超人化し、覆面レスラーとなったSHOCKER下級構成員と、悪魔超人側からSHOCKERへの強力な助っ人としてB・Hこと悪魔超人ブラックホールが描かれている。ブラックホールはSHOCKERのベルトを巻いてガッツポーズを見せた。

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　コラボイラストを使用したグッズ第1弾としてTシャツが発売される。「キン肉マン」の公式オンラインショップ、「SHOCKER」公式アプリで3月13日午後5時から販売される。販売店によってTシャツのデザインは異なる。価格は4900円。

　「シン・仮面ライダー」は、特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの生誕50周年企画として制作。庵野監督が脚本も手がける。1971年4月～1973年2月に放送されたシリーズ第1作「仮面ライダー」をベースにした作品になるという。3月17日午後6時に一部劇場で最速公開され、翌18日に全国公開される。

　「キン肉マン」は「ゆでたまご」の人気格闘マンガで、1979～87年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された。キン肉星のダメ王子・キン肉マンが正義超人たちと共に悪の超人と戦う姿が描かれた。1983年にはテレビアニメ化され人気を集め、超人の消しゴム「キン消し」が大ブームを巻き起こした。アニメ放送40周年を記念した展覧会「超キン肉マン展」が、東京タワー（東京都港区）のフットタウン地下1階タワーホールで3月18日～4月2日に開催される。

　（C）石森プロ・東映／2023「シン・仮面ライダー」製作委員会