俳優の磯村勇斗さんが3月25日、「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展」のアンバサダーとして、清水テルサ(静岡市清水区)で行われたオープニングセレモニーに登場。2015~16年に放送された「仮面ライダーゴースト」で、仮面ライダーネクロム/アランを演じていた磯村さんが仮面ライダー関連のイベントに登場するのは、2017年4月に行われた「アラン英雄伝」(仮面ライダーゴーストのスピンオフ)の上映会以来、約6年ぶりとなった。
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静岡県沼津市出身の磯村さんは“地元静岡”への凱旋(がいせん)に「自分もネクロムとしてヒーローを演じていたので、仮面ライダー生誕50周年記念に静岡の地にアンバサダーで訪れることができたのはうれしいです」と喜んだ。
静岡会場のアンバサダーを務める磯村さんは、抽選で選ばれてセレモニーに参加した100人のファンを前に「(撮影)当時着ていた僕の衣装も飾ってありました。ここで言うのは恥ずかしいのですが、Tシャツに毛玉が付いていました(笑い)。そういうリアリティーも感じられるので、ぜひ見ていただきたいです」と仮面ライダー展をアピールした。
イベントにはサプライズで「仮面ライダー」(1971~73年)から仮面ライダー1号と、放送中の「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系、午前9時)から仮面ライダーギーツが応援に駆けつけた。磯村さんは“先輩後輩ライダー”にあたる2人を見て「かっこいいですね! フォルムもやっぱりだいぶ違っているので、昭和と令和の時代も感じます」と語っていた。
最後に、司会からアラン役の再演の可能性を聞かれると「『眼魔の世界』がだいぶ平和になったので、タケル(仮面ライダーゴースト、西銘駿さん)からの求めがあればですね。別世界で大きな問題があればという感じです(笑い)」と期待を持たせた。
「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展」では、昭和、平成、令和と三つの時代を通して描かれてきた仮面ライダーの魅力をさまざまな角度から紹介する。2022年3月11日に名古屋で開幕したのを皮切りに、これまで福岡、札幌、東京で開催。静岡では25日~5月7日に静岡市清水文化会館マリナート1階ギャラリーで実施。今夏には大阪でも開催する。
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