名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
「君のいる町」「風夏」などで知られるマンガ家の瀬尾公治さんのラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「女神のカフェテラス」が、MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で4月7日から放送される。カフェテラス・ファミリアで働く個性的な5人のヒロインが登場するアニメで、家事全般が得意な小野白菊を演じるのが、和氣あず未さんだ。完璧に見える白菊だが、実は酒に酔うとひょう変するという意外な一面がある。和氣さんに収録の裏側を聞いた。
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「女神のカフェテラス」は、東大現役合格の秀才・粕壁隼が、けんか別れしていた祖母の訃報を聞いて、3年ぶりに海辺の町の古びた実家カフェテラス・ファミリアに帰り、「おばあちゃんの家族」を名乗る見知らぬ5人の女性と共同生活を送ることになる……というラブコメディー。「週刊少年マガジン」(講談社)で2021年2月に連載をスタートした。アニメは、水中雅章さんが主人公・隼役として出演し、和氣さん、山根綺さん、鈴代紗弓さん、瀬戸麻沙美さん、青木瑠璃子さんが5人のヒロインを演じる。
「私はハーレム系アニメが好きで、可愛い女の子、女神の5人と一緒に共同生活できるなんて、ロマンがあり、夢のような作品ですよね。声優とは違った人生をもし送るなら、シーサイドのカフェでアルバイトしたいという夢もあるので、私の憧れが詰まった作品です」と熱い思いを語る和氣さん。ハーレムアニメは数あれど、「女神のカフェテラス」ならではの魅力をどのように感じたのだろうか?
「共同生活をしていて、仕事場も一緒で24時間一緒にいられるところがいいですよね。本当に絵柄がすごく可愛くて、シーサイドという舞台の爽やかさもあって、青春、憧れが詰まっているハーレムものです。絵柄も萌えすぎなくて、ナチュラルな女の子という感じがして、大好きです。白菊ちゃんは、一番お嫁さんにしたいタイプです。白菊ちゃん目線で原作を読んでいたので、ほかの女の子と隼がいい感じになると、すごくムズムズしちゃいます。ああ、取らないで!という気持ちになります」
自身が演じる白菊の印象を「ギャップがあって、ズルい!」と話す。
「普段は清楚(せいそ)系ですが、酔っ払ったら大胆になります。清楚で可愛く、家庭的な女の子というところが基本にはありますが、ひょう変するキャラクターでもあるので、面白おかしく、セクシーに演じようとしました。大胆なところは、頑張って演じなきゃ!と思いました。見た目も性格も好きです。男性が憧れそうだし、私も支えてくれそうなキャラクターが大好きなので。あざとさを残しつつ演じたかったので、白菊ちゃんを演じさせていただき、とてもうれしかったです」
白菊は、ほかの4人のヒロインとは、隼に対する接し方が少し違う。
「みんなが最初から隼のことを好きなわけではなくて、最初の印象は最悪です。その中でも白菊ちゃんは隼への印象が結構よくて、その思いをところどころに出していきたいと思っています。隼は、白菊ちゃんとは同じ目線で話してくれます。隼役の水中さんとはこれまでも何回か共演させていただき、初めて共演させていただいた作品も、水中さんが演じるキャラクターを取り合うような展開でした。今回もお芝居がすごくて、隼だ!となりました。動揺している隼を見ていると、水中さんと重なるんです。可愛いな!って(笑い)」
白菊を演じる中で大切にしたのは“あざとさ”だ。酔っ払った際のギャップ、変化も表現しようとした。
「この女の子と付き合いたい!と思っていただけるように演じようとしました。女の子が5人いて、1人でもあざとい子がいると、この子はイヤだな……となるかな?とも思ったのですが、性格がバラバラな女の子が集まっていますし、そういうことが起きない平和な生活なのかな?とも考えました。アルコールを摂取した時のひょう変するギャップもしっかり演じようとしました。酔っ払うと、ベロンベロンです。秋水ちゃんの感情が100、ほかの子たちの感情が80くらいだとすると、白菊ちゃんは普段、奥ゆかしさがあるので、60くらいにしようとしました。お酒を飲んだ時は、キャラクターを変えた方がいいと思ったので、100にしようとしました。大胆な女性になるので、白菊ちゃんがブレないようにギリギリ攻めています」
ちなみに和氣さんは「最近ちょっと飲めるようになりました。私は眠くなっちゃうんです。だから白菊ちゃんのように記憶が飛ぶくらい飲んでみたいです」と酒はそんなに飲まないという。
和氣さんを含めて5人のヒロインを演じる声優も豪華だ。
「青木さんはこれまで共演させていただいたことがあり、クールなイメージもあったので、最初は紅葉さんなのかな?と思ったんですけど、瀬戸さんのお名前も聞いて、瀬戸さんが紅葉さんかな?とも思ったり……。青木さんは可愛い系のキャラもすごく合うんです! 可愛いです! 秋水役の鈴代さんとはがっつり共演するのは初めてでした。秋水の声を初めて聞いて、すごくパワフルで衝撃を受けました。瀬戸さんは、さすが!です。クールだけど、垣間見える女性らしさの絶妙な感じが、すごく繊細です。流星役の山根さんは、アニメで同じスタジオで一緒に演じるっていうのが初めてでした。流星のギャルっぽさ、今時の感じがありつつ、お姉さんっぽさもあって、すごく魅力的です」
アニメの放送に向けて「皆さん、和氣あず未の理想が詰まった作品です。5人の女神が面白いし、可愛いし、格好いいし、魅力がめちゃめちゃあります。毎回、キュンポイント、胸に刺さるポイントがあります。ぜひ見ていただきたいです。白菊ちゃんを推しキャラにしていただけるとうれしいです!」と語る和氣さん。可愛いだけではない白菊に魅せられるはずだ。
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