小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた天壱さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。(ラス為)」が、TOKYO MX、MBSほかで7月から放送されることが分かった。追加キャストも発表され、榎木淳弥さんが騎士団長ロデリックの息子のアーサー、井上喜久子さんがフリージア王国の現女王のローザ、森川智之さんが同王の王配(女王の配偶者)のアルバート、遊佐浩二さんが同国の宰相のジルベールをそれぞれ演じることが分かった。
ウナギノボリ
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榎木さんは「アーサーは頭で考えるより先に体が動く、体育会系の元気な少年ですね。少年から青年の間という感じの青さを意識して演じています」とコメント。
井上さんは「私の演じさせていただくローザは、女王として振る舞っている時と、プライドの母として思い悩む時と、2つの側面があり、そのどちらも大切に演じたいと思いました。予知の特殊能力者でもあるので、それ故の苦しみもありつつ、常に穏やかで強く美しい女王を心を込めて演じさせていただきました」と話している。
森川さんは「女王を支える立場でもあるキャラクターでプライドの父でもあります。りりしくもあり、気遣う力もある魅力的な男です。今後、どのように活躍していくのか楽しみでもあります」とコメントを寄せている。
遊佐さんは「私が担当するジルベールは主人公プライド様の国で宰相を務めています。仕える相手が最強外道ラスボス女王とはいえ、精いっぱい国のために尽くします! いろいろつらい目に遭わされるかもしれません。でもいいんです。国のために尽くすのが宰相。私はどうなっても。一つだけお願いがあります。あんな王女(※現在では)でもこの国にとっては大切な方です。嫌いにならないであげてください。ジルベール(私)からの心よりの願いです(笑い)(※放送前のため、実際の内容と異なる場合があります)」と語っている。
同作は、乙女ゲーム「君と一筋の光を」の国と民を苦しめる最悪の女王プライドが、思い出してしまった前世の記憶を頼りに、これから起こる悲劇を回避し、登場人物みんなが幸せになれる世界を目指すため、ゲーム内のストーリーを改変して、国のために民のために全力を尽くしていく……という“ハイスペック悪役王女のラスボス回避ファンタジー”。ライトノベルが一迅社文庫アイリスNEO(一迅社)から刊行されている。
ファイルーズあいさんがフリージア王国の第一王女で“最悪の女王”のプライド、内田真礼さんがプライドの義弟・ステイル、戸松遥さんがフリージア王国の第二王女のティアラをそれぞれ演じる。新田典生さんが監督を務め、赤尾でこさんがシリーズ構成を担当。OLM Team Yoshiokaが制作する。
プライド:ファイルーズあい▽ステイル:内田真礼▽ティアラ:戸松遥▽アーサー:榎木淳弥▽ローザ:井上喜久子▽アルバート:森川智之▽ジルベール:遊佐浩二
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