俳優の草笛光子さん(89)が5月10日、東京都内で開催された「第31回橋田賞」(橋田文化財団主催)の授賞式に出席。今年で90歳になる草笛さんは、橋田賞特別賞を受賞し「後どのくらい、女優のお仕事ができるかな。でも、頑張ってやってみようと思います」とスピーチした。
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草笛さんは「橋田(壽賀子)先生には『もっと演技したいでしょ』『あなたもっと出たいでしょ?』と言っていただきました。励ましの意味だったり、もっとやりなさい、といろんな意味がおありだったかと思いますが、橋田先生の言葉に励まされてやってきました。もうあと何年やれるかなと思っていますが、最後まで頑張りたいと思います」と語った。
橋田賞は、脚本家の故・橋田壽賀子さんが理事を務めた橋田文化財団によって、1993年に創設。日本人の心や人と人の触れ合いを温かく取り上げ、放送文化の振興や向上に寄与した番組、人に贈られる。
橋田賞:「silent」▽「プレバト!!」▽小池栄子▽長澤まさみ
橋田賞新人賞:目黒蓮▽伊藤沙莉▽生方美久
橋田賞特別賞:草笛光子▽加山雄三
野村昭子賞:いまむらいづみ
橋田賞新人脚本賞・佳作:「ビリーヴ」長島清美