コミケ102:入場規制を大幅緩和 人数制限廃止

2022年12月に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット101」
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2022年12月に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット101」

 8月12、13日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)102」で、入場に関する規制が大幅に緩和されることが分かった。2021年12月開催のコミケ99、2022年8月開催のコミケ100、2022年12月開催のコミケ101は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、来場者の人数を制限したが、コミケ102では人数制限を廃止する。会場内の安全確保を目的とした人数制限対策は継続し、一日あたり十数万人の来場を見込んでいる。

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 一般参加者の入場にはチケット、またはリストバンド型参加証が必要となる。午前入場、午後入場の2種で、深夜の来場待機者の対策としてアーリー入場チケットも販売する。マスクの着用は、個人の判断に委ねる。

 コミケ103以降は、一般参加者のチケット、リストバンド型参加証による収入を元に、サークルの参加負担を軽減する予定。

 コミケは1975年12月に第1回を開催。32サークルが参加し、推定700人が参加した。東京・晴海、千葉・幕張などで開催され、1996年のコミケ50から東京ビッグサイトで開催されている。2019年12月に開催されたコミケ97は、4日間で過去最高となる約75万人が来場した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年のゴールデンウイークに開催予定だったコミケ98が中止となり、延期になったコミケ99が2021年12月に約2年ぶりに開催された。コミケ99では、参加者の入場にあたり、新型コロナワクチンの接種証明、PCR検査結果証明を確認したが、コミケ100、コミケ101では確認しなかった。コミケ101は参加者の人数を制限し、2日間で約17万人が来場した。

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