6月20日に初の写真集「#会いたい」(小学館)を発売するアイドルグループ「日向坂46」の加藤史帆さん。前身グループ「けやき坂46」のデビューから7年、1期生のエースとしてグループをけん引してきた。バラエティー、ラジオ、モデルと個人でも幅広いフィールドで活躍している加藤さんに今後の目標、また同期の影山優佳さんの卒業への思いや、「自身の卒業」についての考えも聞いた。
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「クールビューティー」と評されるルックスで、女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」の専属モデル(小学館)を務める加藤さんだが、そのチャレンジ精神旺盛な性格を発揮し、バラエティー番組でも活躍している。今年4月の「有吉ゼミ」(日本テレビ系)の「激辛グルメ企画」でスープカレーを完食したことも話題になった。激辛企画は「ずっとやりたかったんです!」と笑う。
「昔から辛いものがめちゃくちゃ好きで、料理には辛い調味料をかけるタイプ。『有吉ゼミ』の激辛企画にはこれまでも日向坂46メンバーが挑戦してきたのですが、ほかのメンバーがやっているのを見てやってみたいなとずっと思っていました。また挑戦したいです!」
激辛企画と並んで「再び挑戦したいこと」として、ラジオパーソナリティーを挙げる。2019年4月から文化放送の平日深夜のラジオ番組「レコメン!」のダブルパーソナリティー(火曜担当)を務め、今年3月で番組を卒業した。
「『レコメン!』でラジオが好きになりました。『レコメン!』をきっかけにファンになってくださった方も何人もいらっしゃるので、卒業はさびしかったのですが、ラジオはまたやりたいです」
「人見知りで、普段は仲が良い人以外の前では全然話せないのですが……。ラジオの前では不思議と全然緊張しなくて。好きなこともいっぱい話せるので楽しいんです!」と声を弾ませた。
2016年5月に前身グループ「けやき坂46」の1期生として共にデビューした、同期の影山優佳さんが、7月19日をもってグループを卒業する。
「1期生は戦友で、家族みたいな感じ」と話す加藤さん。「かげの卒業はさびしいのですが、でも一生会えないわけではないので。かげとは二人でご飯に行くこともあるので、卒業後も会うつもりです」とほほ笑む。
加入から7年。自身の卒業について考えることはあるのだろうか。
「いつ卒業しようとか、あまり考えて活動はしていないです。もっとみんなでかなえたい目標がたくさんありますし、私はライブが大好きで、卒業するとそれができなくなっちゃうと思うので(笑い)。卒業って自分で『そろそろなのかな?』ってタイミングがくると思うので、それまではあまり考えずにいます。1期生として入れたからにはまだ頑張りたいなと思っています」
「かなえたい目標」とはなんだろう。
「昔からいろいろなところで話しているのですが『日向坂46を国民的グループにしたい』。それしかないです」とキッパリ。「とにかく日向坂46がもっと愛されるグループになりたい。そのために個人でも加藤史帆という名前をたくさん知っていただけるように、いただいたことを一つ一つ頑張っていきたいです」。
「へにょへにょ」とも形容される脱力ボイスが特徴的な加藤さん。だがその目標を口にしたときの声は、とても力強かった。