ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の田畠裕基さんのマンガが原作のテレビアニメ「ブラッククローバー」の新作劇場版アニメ「映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』」が6月16日に公開され、Netflixでも世界独占配信されている。2017年10月~2021年3月に放送されたテレビシリーズ以来、約2年ぶりの新作アニメとなり、原作者の田畠さんが総監修、キャラクター原案を担当し、オリジナルストーリーが展開される。主人公・アスタ役の梶原岳人さん、アスタが所属する<黒の暴牛>の団長・ヤミ役の諏訪部順一さんに、テレビシリーズを振り返ってもらいつつ、新作について語ってもらった。
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諏訪部さん 「懐かしい」という感じはありませんでした。今回の収録が行われたのはテレビシリーズと同じスタジオだったこともあって。今まで通りの「ブラクロ」でしたね。
梶原さん テレビシリーズは、声優としてキャリアを始めた頃から長くやらせていただきました。もっとできたかもしれない……と自分の中で後悔が残った部分もありました。映画では、それを完全に超えていきたい、という気持ちで臨みました。気合が入りすぎて、空回りする部分もあったのですが、テレビシリーズを超えられるように頑張りました。
梶原さん テレビシリーズでは、フィジカルの部分で苦戦したところもありました。自分の体がついてこないところがあって。今回は苦戦したくなかったので、体から変えようとしました。
諏訪部さん マイク前のみの演技だから、声優はそんなに疲れないだろう……と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはありません。思いっきり肉体労働なので、体力作りをしておいて損はないと思います。
諏訪部さん 特にしていませんね(笑い)。健康維持を意識して日々生活してはいますが。
諏訪部さん 文字通り新人でしたから、当初はアフレコ現場の空気感にも慣れていませんでしたし、苦戦することも多々ありましたね。しかし、経験を積む中で得たものは間違いなくあると思います。今回の映画のアスタからも、その成長ぶりを感じることができるはずです。
諏訪部さん 特に収録中、演技について具体的なアドバイスを行ったりする行為は、例え相手が新人でも同業者がやるべきではないと自分は思っているので、その辺りについては特に。そちらは演出サイドにお任せするべきことですから。それ以外の、座長としてどう作品やキャラクターと向き合うべきか……みたいな話はしたことがあるかもしれません。現場での身の置き方、落ち着き方とかも。
梶原さん 成長できていたらいいのですが……。諏訪部さんは事務所の先輩ですし、ずっとお世話になっています。自分がどこを向いていいのか分からなくなった時、力強い存在として目の前にいてくださって、本当にありがたかったです。テレビシリーズの頃は、大人数で収録できましたし、諏訪部さんを含めて先輩方とお話できて、背中を見てきたことが、一番の勉強になりました。僕はコミュニケーションがあまり得意なタイプではないので、皆さんに引っ張っていただきました。明るい現場でしたしね。学びながら、助けられながら頑張ることができました。
梶原さん テレビシリーズを長くやってきたので、染み付いているものもあって、今回は皆さんと一緒に収録できませんでしたが、皆さんの気配を感じ、一緒にいるような気持ちでした。
諏訪部さん やはり暴牛の団員たちが登場するとうれしいですね。
梶原さん 関さんとは一緒に収録させていただいたのですが、強かったです。ずっとハードで、正直、心が折れそうになりました。アスタも同じ気持ちでしょうし、気持ちも体もリンクしながら演じました。僕も限界を超えないといけませんでした。諦められない現場だったんです。
諏訪部さん コンラートは強大な敵ですから、演じる上でも全力以上を出すつもりでいかないと、しっかり迫力を表現できないですよね。俊彦さんと掛け合いで収録できたことで、より刺激的なシーンを作り上げられたのでは。
梶原さん コンラートは最初、どこかアスタの言葉や行動をかわされているようなイメージもあったのですが、物語が進むと、感情を出してきて、すごい熱量で掛け合いをさせていただきました。
梶原さん どのバトルも気持ちが途切れることなく続いています。本当に息をつく間もないんです。僕が気になったのは、プリンシア、メレオレオナの女性同士のバトルです。炎が燃え上がるような戦いになっています。
諏訪部さん 全編見どころですね。繰り広げられるそれぞれの個性を生かしたバトルは迫力満点です。まさに「映画」! ぜひより良い視聴環境でお楽しみいただけますと幸いです。
ヤミの名ぜりふ「限界を超えろ!」のように「ブラッククローバー 魔法帝の剣」では、声優陣が限界を超えた熱演を見せてくれる。熱い戦いに注目してほしい。
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