鬼滅の刃 刀鍛冶の里編:最終回 無一郎から炭治郎へ最高“刀パス”! 優しい声に感動

「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の最終11話「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の最終11話「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の最終回となる第11話「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」が、フジテレビ系で6月18日に70分の拡大版として放送された。最終回は、主人公・竈門炭治郎ら鬼殺隊と上弦の肆の鬼・半天狗(はんてんぐ)との戦いがクライマックスを迎えた。戦いの中、霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)が、刀鍛冶の鋼鐵塚蛍(はがねづか・ほたる)が研いだ刀を炭治郎に“パス”する場面が話題になった。

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 最終回では、炭治郎が半天狗の首を斬ろうとするもうまくいかず、半天狗は炭治郎の刀を首に食い込ませた状態で逃げようとする。そこに、上弦の伍の鬼・玉壺(ぎょっこ)との戦いを終えた無一郎が、崖の上から鋼鐵塚が研いだ刀を投げる。鋼鐵塚は刀をまだ研ぎ終えていないとあらがうも、無一郎は「炭治郎、それを使え!」「夜明けが近い! 逃げられるぞ!」とげきを飛ばす。

 その刀は、戦闘訓練用の絡繰(からくり)人形・縁壱零式(よりいちぜろしき)の中から見つかった300年以上前の刀で、鋼鐵塚が命をかけて研いでいたものだった。「みんなの思い」が込められた刀を炭治郎に託す無一郎にSNSでは「最高」「格好いい」「ナイスパス!」と話題になった。

 その後、炭治郎は半天狗を撃破し、無一郎は「君のおかげで大切なものを取り戻した」「本当にありがとう」と炭治郎に感謝を伝えた。「刀鍛冶の里編」では、過去の記憶をなくしていた無一郎が炭治郎の言葉や、鬼との戦いを通して、記憶を取り戻し、覚醒する姿が描かれた。以前は誰に対しても冷淡な態度を取っていた無一郎だったが、徐々に感情を取り戻し、最終回では炭治郎に笑顔を見せた。無一郎が本来の優しさを取り戻し、感動するファンも多かったようだ。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。「刀鍛冶の里編」が4月に放送をスタートし、6月18日に最終回を迎えた。新作テレビアニメ「柱稽古編」が制作されることも話題になっている。

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