ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの劇場版「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の4Kリマスター版が制作され、期間限定で劇場上映されることが分かった。「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」が12月8日、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が2024年1月5日に上映される。劇場で、4K ULTRA HDブルーレイディスクの特別限定版が販売され、バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」ほかでも取り扱う。
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4Kリマスター版は、IMAGIGA エンタテインメントメディアサービスのスタッフがリマスターした。散逸していたオリジナルネガを発掘、復元し、4Kサイズでデータを収録。ネガの破損や細かな傷を修正した。音声は、初公開時のモノラル音声を採用。新たに発見された磁気録音のマスター素材を使用した。
アニメ研究家の氷川竜介さんは、4Kリマスターされる2作について「1977年8月『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』の公開時、映画館を取りまく若者たちの行列はマスコミに“アニメブーム到来”と大きく報道された。その熱気はファン層を大きく広げ、アニメ専門雑誌創刊の呼び水にもなった。さらに1978年8月公開の続編 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』 は、アニメ映画初の観客動員数400万人を記録、同年の邦画第2位 に入って アニメの社会的認知を高めた。このブームはクリエーターになる若者を多く生んだ。そして日本アニメは子供向けオンリーから離脱し、多彩な作品群が生み出されるようになったのだ。まさに歴史的快挙である。それでは、この前代未聞の爆発的ムーブメントは、なぜ起きたのだろうか? それは絶望的な状況でも信念を貫き 、他者のために行動を貫く情熱の人間ドラマが、ティーン層の胸を激しく打ったからだ。緻密なメカデザインや深みのある色彩、ビーム、爆発、ワープといった特殊表現など、かつてない画期的なアニメ映像が、大スクリーンならではの見ごたえを提供したことも大きな要因だ」と説明。
「今回の4Kリマスターにより、素材の奥に宿っていた情熱がグッと鮮明になった。まるで魂の叫びが前面に迫ってくるようだ。現代のデジタルアニメとは異次元の迫力による“原点の感動”を、ぜひ劇場で体感してほしい!」とつづっている。
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