俳優の上野樹里さんが、12月1日から公開される映画「隣人X 疑惑の彼女」(熊澤尚人監督)で主演を務めることが明らかになった。上野さんが映画の主演を務めるのは、「お父さんと伊藤さん」(タナダユキ監督、2016年)以来7年ぶり。併せて、林遣都さんの出演も発表された。林さんと上野さんの共演は今回が初めて。
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上野さんが演じるのは、アルバイト先と自宅を往復する毎日を過ごし、知らず知らずのうちに他人を遠ざける日々を送る柏木良子。林さんは、良子の素性を暴こうとする週刊誌記者・笹憲太郎を演じる。
映画は、第14回小説現代長編新人賞を受賞した、パリュスあや子さんの「隣人X」が原作。紛争のために故郷を追われた惑星難民「X」を受け入れ始めた日本が舞台。Xは人間の姿をそっくりコピーし、日常に紛れ込んでいる。誰がXなのか、Xの目的は何なのか。不安に駆られた人々は、Xを見つけ出そうと躍起になる。
そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎はX疑惑のかかった柏木良子の追跡を始める。スクープのために記者であることを隠して良子に近づいた笹だったが、いつのまにか恋心が芽生え……と展開する。
上野さんは作品について「緻密に練られている脚本で、同じ人物でも疑惑の目で見るのと、そうでないのとで見え方が変わってきて、面白そうだなと思いました。人を見る時ってきっと、情報社会の中で、自分が何らかの『フィルター』という名の事前の情報を良かれと思って入れて見ていると思うんです。対象となるものの印象って、変わってしまうと思うんです。フェイクニュースも多い中、皆さんにもその当たり前の怖さ、むなしさを感じてほしいと思いました」と語った。
林さんは「今回僕が演じた笹は、今の厳しい世の中に翻弄されながら常に何かと何かのはざまで苦しんでいる、そんな精神的にしんどい役どころでした。『隣人X』という未知なるタイトルですが、描かれているのは現代社会を生きる『人』です。他人を傷つけないための想像力、多くを求めず身近に存在する小さな幸せに気づけた瞬間の喜び。この映画に込められた願いをたくさんの人に感じていただきたいです」とコメントした。
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